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富士フイルムホールディングス(株)【4901】の掲示板 2020/09/10〜2020/09/20

T検定の問題
T検定を行って、アビガンの有効性を確かめようとしている。
しかしながら、本当にこの検定を用いて、このような計算をすることが、コロナに対する有効性を確かめる方法として、適切であるのか?
T検定を行う前提条件に、DATAが正規分布するという前提がある。
この前提が、怪しいのである。
コロナの特徴として、80%の人では、そのまま軽度で治ってしまう。
20%の人が、症状が進んで行く。
これは、そこに属する人が、1種類の人ではなく、2しゅるう以上のとくしゅなひとが20%存在することとなる。
その人たちのDATAが、正規分布しなくなるのは当然となる。
しかも、アビガンの効果は、軽症以下と、中等症を越えてからでは、全く異なる。
正規分布はとても望めない。
このように、分布そのものが、全く正規分布しないDATAに対して、T検定をして、その結果を、95%以上の確率で有効性の有無を述べることには、ほとんど意味がなくなっているのではないか?

疾患の特徴と、薬の効き方を考慮すると、T検定を薬の有効性に関して、一律に当てはめること自体、数学的にあやまっているのではないか?
やはり、多変量解析をおこなわなければいけないのではないか?

最近、統計学を勉強しなおして、このように考える。