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ペプチドリーム(株)【4587】の掲示板 2015/11/19〜2015/12/11

【トンデモ研究、オカルト研究の実態】

PDの『特殊環状ペプチド』研究を信じてここの株を爆買いwしている人がいらっしゃいますし、そうでなくてもHPやいい加減なメディアを真に受けて購入している方がいらっしゃいます。また、PD教信者さんは、東大の権威ある研究者がやってるだとかメガファーマが多く契約しているだとか言ってしきちゃんに噛みついてくる方もいらっしゃいます。ですからみなさんにトンデモ研究、オカルト研究の実態を紹介いたしますね♪

長年研究室にいたあたしからみると、PDの特殊環状ペプチドのアイデアは、『ドロボーはヒモ状の縄では捕まえられないけど、ヒモを輪っかにすればドロボーの首にひっかけて捕まえられる』という程度の幼稚なもので、トンデモ研究、『オボちゃん研究』の可能性がきわめて大きいということです。「分子生物学の常識を覆す画期的な研究成果」といわれたSTAP細胞研究も日本最高の公的研究機関で政府や東京都の補助金のもとで行われ、その成果は世界最高権威の科学専門雑誌Natureにトップで掲載されましたし、現在でもSTAP細胞の研究をやってる研究者はたくさんいますから、そのうち第二、第三のオボちゃんが現れて、いつ『STAP細胞、ありまぁ~す♪』と言い出わかりませんw

21世紀最大の科学スキャンダルといわれた『常温核融合』もパラジウム電極で重水を電気分解すると常温で核融合が起こるという、中学校の理科の実験室でも簡単にできる幼稚なトンデモ研究でしたが、その発表はセンセーショナルに伝えられ、現在でも夥しい大学や企業の研究者がやっているのが現実です。こんなことが本当に起こればアインシュタイン以来の原子核物理学の根底を否定することになり、あまりにばかばかしいので、原子核物理学の泰斗といわれた当時東大の総長だった有馬明人氏は、『常温核融合が本当だったら、東大を辞めて頭を丸めて坊主になる!』といってましたねw

常温核融合国際会議も毎年開かれ、来年は仙台で20回目を迎えますが、世界中からトンデモ研究者がぞろぞろやってきます。このようなトンデモ研究の専門学会というのは、会場はカルト化した研究者がうようよしていて、およそ学術研究の学会とは思えない異様な雰囲気に包まれています。

第三回常温核融合国際会議は名古屋でありましたけど、会場で常温核融合を否定する発言を少しでもしようものなら、カルト化した信者から罵倒を集中砲火のように浴びせられて会場から叩き出されるという場面もあり、取材に来た記者たちを唖然とさせました。有馬東大総長は『まだカミソリを持ち出す必要はなさそうだ』って皮肉ってましたねw

もちろん常温核融合関係の論文は『Nature』や『Science』のような超一流専門雑誌では無条件に却下されて載ることはありませんが、2流、3流の専門雑誌には現在でもうじゃうじゃ載っています。とくに日本はひどいようですね。『日本経済新聞』のような一流誌に何度も掲載され、その誇張した記事はあまりにばかげていて噴飯モノですね。最近の記事を紹介しておきますね♪

放射性廃棄物の無害化に道? 三菱重、実用研究へ
2014/4/8 7:00(日本経済新聞 電子版)

 三菱重工業は重水素を使い、少ないエネルギーで元素の種類を変える元素変換の基盤技術を確立した。原子炉や大がかりな加速器を使わずに、例えばセシウムは元素番号が4つ多いプラセオジウムに変わることなどを実験で確認した。将来の実証装置設置に向け、実用化研究に入る。放射性セシウムや同ストロンチウムを、無害な非放射性元素に変換する放射性廃棄物の無害化処理に道を開くもので、原発メーカーとして実用化を急ぐ。

■百数十時間で元素変換
 3月下旬、米ボストンのマサチューセッツ工科大学の講義室。世界から集まった100人以上の研究者を前に、三菱重工・先進技術研究センターの岩村康弘インテリジェンスグループ長は「元素変換はマイクロ(100万分の1)グラム単位で確認できた」と報告した。多数の質問を受け、同社の実験を説明する理論の提案も数多く発表されたという。

 三菱重工の横浜市の先進技術研究センター。700を超える幅広い製品群を擁する同社の次世代研究を一手に引き受ける秘密基地だ。研究棟の1階の約3分の1を占めるクリーンルームで研究者が白衣に身を包み、約25ミリ四方の薄膜の金属板を装置にセットする。超高温や超高圧をかけることなく、数日で内部で元素が変わり、新たな元素が生まれてくる。(以下略)

こんなに簡単に原子核反応が起こるんでしたら、鉛から簡単に金ができますよ。まるで中世の錬金術の世界ですねw

こんなトンデモ研究、オカルト研究が一流大学や一流企業の研究室でそこらじゅうで行われているだけでなく、日経新聞のような代表的な全国紙に大マジメで掲載されるのが現実の社会なのです。もちろんマトモな研究者は全く相手にしませんけどね。

第一種永久機関(無からエネルギーを取り出す)をやってる研究者はさすがに現在はいないと思いますが、第二種永久機関(エントロピーを小さくしてエネルギーを取り出す)研究をやってるサムライは世界中にいますよ。もちろん特許出願しても無条件却下されているそうですけど。。。。

『STAP細胞、ありまぁ~す♪』
『常温核融合、起きまぁ~す♪』
『永久機関、出来まぁ~す♪』

こんなオカルト研究はやる価値がないなどとは申しませんが、まともな科学者は相手にしないでしょう。

『環状ペプチド、効きまぁ~す♪』

とゆうのも可能性がないなどとは決して申しませんが、まともな投資家でしたら相手にしないでしょう。ひどい目に逢うのがおちですから。。。。