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(株)カイオム・バイオサイエンス【4583】の掲示板 〜2015/04/28

私は聞かれてませんが、一専門家として…
①敗血症の原因は確かに幾つかあると思われますが外毒素によるという考えは主軸です。いくつもの経路に同時に働く薬剤は非現実的です。DPP4阻害薬もDMの他の要因まで直接は考えてないですよね。外毒素モデルでうまく行っていればそれで薬としてはよしですよ。
②親和性については多様化がもっとすすめば解決できるかもしれませんが、少なくとも今は負けているかもしれないですね。しかし現在求められている抗体の多くは自己抗原に対する抗体や新規に合成した物質に対する抗体など従来の方法では取得困難なものです。またアドリブで取得した抗体は実用に耐える親和性を持っているので、他の方法でアドリブより親和性が高い抗体が作れても関係ありません。

私はアドリブは画期的だと思っています。しかしセマフォリン抗体が実際にうまくいくのかについては懐疑的です。

  • >>49587

    専門家の方のご意見、すっごく嬉しいです。ありがとうございました。
    1)抗Sema3A抗体に関して、LPSモデル「だけ」で検証しているのは詐欺っぽい、というのがulion10さんのご指摘かと思いましたが、そうでもないのですね。しかし敗血症って難しい病気なんですね。あらゆるタイプの敗血症に効く特効薬になる道は険ししいのかな、やはり。でもとりあえずの第一優先薬にはなりうるのか?抗Sema3A抗体に関しては他の疾患にも効く可能性がありそうですが。(わたしは、抗Sema3A抗体の導出が遅れているのは、他の効果に関する特許申請をしてから、とカイオムが考えているせいではと妄想していますが、ulion10さんによると「こんなに導出先が決まらないのはおかしい」とのことなんですよね。。。。実際はどうなんだろう)
    2)ウサギを使った抗体生成法と比べないカイオムのプレゼンはずるい、というのがulion10さんのご指摘かと思いましたが、それは少し当たっているのかな。。。あるいは比べない理由が何かあるのか。でも、ADLibの価値を下げるものではなさそうですね。

    ありがとうございました。IRの方とも話してみます。haruさん、今後共よろしくお願いします。

    抗体医薬品候補を打ち出の小槌のように生成できるという完全ヒトADLibは、藤原社長によると、ほぼほぼ成功が確信できている状態で、なおかつ早ければ年内にも完成。抗体医薬品候補が上市にまで至る確率はカイオムの資料によると22%程度。今は抗体医薬品の候補が抗Sema3A抗体を含めて8つあるようですが、それらがどんな抗体なのかも楽しみです。