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NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 〜2015/04/28

タイトルはロバート・A・ハインラインの古典的タイムトラベルSF。
福島正美の訳した早川文庫の裏表紙には次のような文章がしたためられています。
「僕の飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているのだ。1970年12月3日、この僕も夏への扉を探していた。」

主人公の家には外に通じる扉が12あって、飼い猫のピートは冬になるとその扉の前に座り込んで扉をあけてくれとせがむのわけですが、扉の外は白い雪に閉ざされた冷たい冬景色。それを見るとまた部屋に戻って別の扉を開けてとせがみ始める、それをずっとくりかえす。そのうちのどれかが夏へと通じる扉であることを信じて...

ナノキャリアの株価、ようやく新しい局面に入ってきたようですね。先日、36万を越えたあたりで先走って買い増ししたため、しばらく朝高の後場戻しのパターンにちょっとうんざり気味でした。6月の政策発表まではずっとこんな調子なのかも...コールドスリープ(冷凍睡眠)でもして夏を待つしかないかなと考え始めていました。

春よこいさんが愛猫が亡くされたことをこの掲示板の記事で知り、時を同じくしてナノキャリアも閉ざされていた扉を開けて新しい局面に一歩を踏み入れようとしている状況になって、イメージがオーバラップして昔読んだ懐かしいSF小説のシーンが頭をよぎったみたいです。

春よこいさんの飼い猫さんが、一足早く、夏への扉をあけてキャットミントの咲き乱れる新緑の世界に旅立たれたことを願ってやみません。