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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2024/06/07〜2024/06/13

>>593

  ついでに、当稿、1年前での、東洋経済・大西記者、山田社長の応答。
  参考  ・・・・  後半の一部より。

大西記者:2002年の上場以来、株式市場から大量の資金調達をしつつも一度も黒字化できていません。将来の展望を示す必要があるのではないですか?

山田社長:その通りだ、そういう時期にきている。だが、日本で2019年に城ケ月承認を取得した遺伝子治療薬の「コラテジェン」では、本承認が今後取れても、今の赤字を埋める収益を上げるのは難しい。

 さらに、コラテジェンでは、効能追加を目指して進めていた「安静時疼痛」の治験で失敗し開発中止を発表しました。よほどの痛みが明確でない限り、薬の有効性を示す統計的有意性を示すのは難しい。今回中止したのは、いま開発に見切りをつけないと株主にはとても説明が出来ない段階にきていたからだ。

 とはいえ、対象とする日本の市場規模から考えれば治験中止の影響は大きいものではない。むしろ、当社の調査では、アメリカでこの疾患・適応で承認されている薬はなく、この薬の適応対象になる患者数は10万~20万人と見ている。
なので、アンジェスの生命線はアメリカのコラテジェンだ。アメリカで承認を取れば大型の医薬品になる可能性は十分ある。アンジェスとしては、ここにこれから注力していく。ここがこれからの勝負になる。

大西記者:コラテジェンのアメリカでのフエーズ2b治験は、開始からすでに2年以上が経ちます。進捗は?

山田社長:遅くとも2022年内には全治験患者への薬の投与が終わる。
データが出て、次の段階に行くかどうかも含めて判断できるのはおそらく2023年の後半になる。あくまでも私の期待だが、このデータが良ければ、フエーズ3の結果が出る前に承認を取得できる早期承認を狙いたい。アメリカ市場は半端ではない大きさなので、条件付きでもいいから早く市場に出す努力をしたい。