投稿一覧に戻る 栄研化学(株)【4549】の掲示板 2020/07/23〜2020/10/08 802 消防たぬき 2020年9月28日 22:53 栄研化学はLAMP法の基本特許に続いて、その技術を成熟させて実用性を高めていく周辺特許をいろいろ成立させているようですが、海外の検査キットとこれらの特許の関連はどうだろうと検索してみると、検査キットに使用している特許番号を載せている企業がいくつかあり、たとえば最近発表されたイタリアのICGENE社のLAMP法新型コロナ検査キットの場合でみると、現在も有効期間内の栄研化学の特許として下記を使っているようです。 WO 01/77317 「二本鎖核酸をテンプレートとして用いて核酸を増幅・検出する方法」 WO 02/24902 「ポリヌクレオチドの合成方法」 LAMP法の検査キットを開発する企業としては、いろいろある特許を回避することに時・金・人を消費してしまうよりも、LAMP法の主だった周辺特許は栄研化学にライセンス料を払って活用し、自分たちの目玉となる独自技術の開発にリソースを集中させて、独自の周辺特許として成立させる方が合理的な戦略といった感じでしょうか。 そう思う17 そう思わない2 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
消防たぬき 2020年9月28日 22:53
栄研化学はLAMP法の基本特許に続いて、その技術を成熟させて実用性を高めていく周辺特許をいろいろ成立させているようですが、海外の検査キットとこれらの特許の関連はどうだろうと検索してみると、検査キットに使用している特許番号を載せている企業がいくつかあり、たとえば最近発表されたイタリアのICGENE社のLAMP法新型コロナ検査キットの場合でみると、現在も有効期間内の栄研化学の特許として下記を使っているようです。
WO 01/77317 「二本鎖核酸をテンプレートとして用いて核酸を増幅・検出する方法」
WO 02/24902 「ポリヌクレオチドの合成方法」
LAMP法の検査キットを開発する企業としては、いろいろある特許を回避することに時・金・人を消費してしまうよりも、LAMP法の主だった周辺特許は栄研化学にライセンス料を払って活用し、自分たちの目玉となる独自技術の開発にリソースを集中させて、独自の周辺特許として成立させる方が合理的な戦略といった感じでしょうか。