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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2016/12/01〜2016/12/05

最近のNSCLC一次治療の治験をまとめてみました、評価期間等が同じでないので一様に比較できませんが。※奏効率ORR 無増悪生存期間PFS 

■CheckMate -012試験Phase1 12月IASLC にて、
・オプジーボ+ヤーボイ(Ipi) 6週毎投与群(Q6W)および12週毎投与群(Q12W) 
PFS・・・被験者全員ALL8カ月、PD-L1 >1%群12.7カ月、PD-L1 >50%群ではNR(不変、期間中に腫瘍増悪が認められず)、そのうち6例 (8%) は完全寛解(CR)で、3例はPD-L1 <1%であった。
一年生存率(1-year OS rate)・・・ALL76% PD-L1 >1%群87% PD-L1 >50%群100%

・PD-L1 ≥1%群、併用ヤーボイ投与間隔別
ORR・・・オプ+Ipi Q12W群57% オプ+Ipi Q6W群57%
PFS・・・オプ+Ipi Q12W群10.4カ月、オプ+Ipi Q6W群13.2カ月
一年OS率・・・オプ+Ipi Q12W群91% オプ+Ipi Q6W群83%

■CheckMate -026試験Phase3(PD-L1 ≥5%)10月ESMOにて、
オプジーボ 単剤 vs. 化学療法2剤(カルボプラチン又はシスプラチン+アリムタ)

PFS・・・オプジーボ単剤群4.2ヶ月、化学療法2剤群5.9ヶ月
OS期間・・・オプジーボ単剤群14.4ヶ月、化学療法2剤群13.2ヶ月

■KEYNOTE-021試験Phase2(PD-L1 ≥1% EGFR陽性またはALK陽性を除く)10月ESMO にて、
キイトルーダ+化学療法2剤(カルボプラチン+アリムタ)併用 vs. カルボプラチン+アリムタ

ORR・・・キイトルーダ併用群55%、化学療法2剤群29% 
両群ともにCRは認められず、すべて部分寛解(PR)であった。
PFS・・・キイトルーダ併用群13カ月、化学療法2剤群8.9カ月
6カ月OS率・・・両群で92%で同等であった。