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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2019/05/31〜2019/06/13

【繰り返す戯言】

前投稿、アンサーニュース記事の抜粋では、米IQVIAが今年1月に発表したレポートによると、19~23年の日本の医薬品市場の年平均成長率はマイナス3%~0%と予測されています。18年度は薬価改定の影響もあり、国内市場は前年度から1.8%縮小。今年10月には消費増税に伴う薬価改定が予定されているほか、21年度からは毎年改定が始まるなど、国内市場に明るい材料は見られません。

海外事業の重要性は増しており、武田はシャイアー買収で19年度には日本国内の売上高比率が2割を切る水準まで低下する見通し。売上高の半分を最大市場の米国で稼ぐ体制に転換します。

小野薬品の海外進出は、yuyakeさん流にいえば、数年遅れていますが、昨年、相良社長のコミットメントでは、2030年❝までに❞といっており、「株主総会招集ご通知」21頁ご参照;海外子会社「①オノ・ファーマ・USA・Inc.」と「②オノ・ファーマ・UK Ltd.」2社が確認できます。

相良社長のコミットメントどおり、中堅小野薬品が①を米国ニュージャージー州と②を英国ロンドンに拠点を設け、ポスト・オプジーボで世界のニッチ市場に直販する賭けに出たのが、2019年4月からのスタートで、可視化されます。

 中堅医薬品企業小野薬品の業績拡大・財務内容から見ても、先手(遅い?)を打って、オプジーボの適用拡大・併用法による奏功性向上・2020年3月新山口工場の増産態勢・薬価引下げに無縁?なロイヤリティ増収益・(本庶問題解決も織り込み)といった、同剤のブロックバスター増幅(増収増益基調の数年間)の内に、20数年間の先行投資分の回収を願います。

❝山椒は小粒でピリッと辛い❞の小野薬品規模で、世界の医薬品業界のニッチ市場に革新的な新薬(本庶博士とは無関係)を掲げて、生き残りを賭けることは、同社の伸びしろが期待されます。是非、成功させて頂きたいと存じます。

  • >>935

    【再掲の情報提供:小野薬品 米国に自前臨床開発体制】

    ★引用:2019年4月9日 化学工業新報
    ⇒ ttps://www.chemicaldaily.co.jp/

    小野薬品工業は4月から米国で新薬の自社開発を始める。がん免疫薬「オプジーボ」の成長を軸に業容が拡大する同社は米欧での開発を提携先に委ねてきたが、今年度から自前での米国開発を本格化し国際的な成長基盤を引き上げる。米国法人に、治験の進捗管理や規制当局との薬事のやり取りなど、難病に対する自社新薬の承認を得るまでの一連の機能を備えた数十人規模の組織を整え、2020年代半ばの自社販売を目指す。

    【コメント】
    2018年4月17日、相良社長がインタビューで言っていた海外単独進出の布石です。あと8日後の6月10日株主総会に出席される方に、海外進出、特に英国ロンドン等の補足説明の質問をして頂けると有難いです。