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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2018/06/10〜2018/06/24

その通り、ヤーボイとオプティーボの併用は、ダブル抗体薬で値段はめちゃくちゃ高くなるのに、キートルーダと従来の安い化学療法(ペメトレキセド+パクリタキセル)との併用より効果が低いし、そもそもFDAでは条件付き早期承認制度で申請したというだけで、PFSしか結果をASCOでは公表できてませんよね。OSが主要評価項目なので、OSで結果が出ないといずれにしても、日本でも米国でも承認にはならないと思います。自分も肺のオンコロジストでASCOに行ってきましたが、肺がんでは9:1でキートルーダの圧勝でした。ニボは他がん種でががんばったほうが株主のためです。

  • >>938

    日本では販売上位になっているアバスチン。
    アメリカでは効果はあってもOSが延長しないということで承認取り消されている。

  • >>938

    nchさん、おはようございます。

    大変興味深く拝見させていただきました。後段で、質問がありますので後程、宜しくお願いします。

    その前に小職が考えている立ち位置と、今後の予想を申し上げます。(妄想ですが、笑)
    ・「オプジーボ」と「キートルーダー」の戦いはまだ始まったばかり。
    ・日々、有利不利を繰り返す五十歩百歩の戦いをこれからも繰り返す。
     この間、主導権を取りたいMerckは、様々な機関(アナリスト、新聞社等)を活用して暗躍する。
    ・その戦いの中で、副作用の大きい抗がん剤は減少し、がん免疫療法薬と分子標的薬が伸びる。
     二つの主要な薬剤の拡大に追いつき追い越せで、新たな作用機序の免疫療法薬も伸びる。
    ・やがてがん免疫療法薬+分子標的薬(特に低分子薬)が登場、がん領域は一定のシェアが固まる。
    ・最後に「がん幹細胞」の研究を進めているバイオベンチャー・製薬会社が、「がんの寛解(根治・完治)」の新薬を開発。がん領域において最も高いシェアを取り、世界の製薬会社のシェアは大きく変わる。果たして、日本の製薬会社で何社が生き残れるか。

    <参考>
    たまたま昨日高校時代の関東地区同窓会があり、小野薬品と武田薬品が話題となり、また日本の製薬業界の近未来(合併等による業界再編)に及び、大変有意義で盛り上がった一日でした。

    当同窓会には、本庶先生の下で学び、今はある大学で免疫学の研究をしているA君。そして、東○大学を卒業後、外資系大手証券会社に勤務後、大学の教授になっているB君他、多士済々のメンバーが参加。議論の中でアナリストの実態もお聞きし、私が感じていることを裏付けられたと思っています。

    そこで、nchさんの下記コメントについてお尋ねします。
    「自分も肺のオンコロジストでASCOに行ってきましたが、肺がんでは9:1でキートルーダの圧勝でした。ニボは他がん種でががんばったほうが株主のためです。」

    「肺がんでは9:1でキートルーダーの圧勝」とのこと。ASCOにも参加されたとのことですので、より具体的に一般投資家でもわかるように「9:1」「圧勝」の根拠(エビデンス)をご教示ください。

    宜しくお願いします。