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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2017/12/04〜2017/12/15

>>885

とらさん
早速の返信ありがとうございます。
とても、医薬品の素人でもわかり易く、丁寧な説明をしていただき感謝申し上げます。

>いずれにしても、低分子化合物はタンパク質などの高分子物質を成分とする薬剤と違い、化学合成で量産できるため製造コストが安いのが魅力です。実際にPD1阻害剤とベザフィブラートとの併用による腫瘍免疫増強の臨床効果がどの程度あるのか分かりませんが、これらの低分子化合物が有効に活用できることになれば、高薬価の抗がん剤の開発に血眼になっている日本の製薬企業の姿勢も少しは変わってくるかもしれません

BMS社と小野薬品は、当面オプジーボとヤーボイの併用療法を、メラノーマ、腎細胞がん、非小細胞肺がんなどのファーストラインに向け進めています。単剤より奏効率は高くなりますが、費用と言う点では課題が残ります。
韓国、台湾では、オプジーボの各種のがんへの承認は進めていますが、保険適用では韓国がやっと非小細胞肺がんだけ条件を付けて認めたようです。

オプジーボと低分子化合物の併用でも奏効率が上がれば、費用の面でも実現性が高くなります。

とらさん、これからも、解説を宜しくお願いします。