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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2017/10/29〜2017/11/04

【情報提供:「がん免疫療法」の新技術が本格化! 気になる最新知見が国際シンポジウムで登場】

★引用:2017.11.03. ヘルスプレス ⇒ ttp://healthpress.jp/2017/11/post-3323.html

角田卓也/昭和大学臨床薬理研究所臨床免疫腫瘍学講座教授

10月12~13日、アメリカ・ワシントンDCで開催された「がん免疫とがん免疫療法」のシンポジウムに参加した。
 このシンポジウムは、15年ほど前から「National Cancer Institute(NCI)」が主催するもので、世界でトップクラスのがん免疫学者や、がん免疫療法に取り組む研究者が集う。今回のシンポジウムで注目したのは、<新たな技術の本格化>だ。その新技術とは「CAR-T療法」である。アメリカ食品医薬品局(FDA)も10月18日、血液のがんの治療として新薬「イエスカルタ」を承認した。

 CAR-T療法は、患者の体から免疫に関わる細胞を取り出して遺伝子を改変し、再び体に戻すというものだ。若年者のB細胞リンパ腫に対して80%以上の完全寛快を得た――というすばらしい成績を得てる。「CAR-T療法」が実際に患者への治療に用いられることで、新たな課題や問題点が浮き彫りになり、さらに改善されていくはずだ。

 また、日本でも9月末、胃がん患者に免疫チェックポイント阻害剤の使用が承認された。患者への治療にがん免疫療法を用いる機会が広がっている。このシンポジウムでも、以前は<手探り>だった点が、患者を対象とした臨床試験が進むことで、より明らかになった感がある。免疫チェックポイント阻害剤の効果の最大化や、他の治療法との併用など、腫瘍免疫学から理論的に導き出されたものが、実際にどうだったか――と確認されてきたのだ。

 特に、外科手術でがんの切除可能な患者にも、始めから免疫チェックポイント阻害剤を使用(ネオアジュバント療法という)した際の<免疫学的な解析>が発表された。そこで分かったのは、<ヒトのカラダでは、早期の段階から腫瘍(がん)に対する強い免疫拒絶反応が起きている。この「チェックポイント」の働きによってがんを排除する免疫力が働いていなかった>ということだ。(以下省略)

【コメント】
URL不備で再掲、全文をご覧下さい。なお小野薬品もCAR-T療法対応済みです。