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サイバネットシステム(株)【4312】の掲示板 2021/12/17〜2022/01/12

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コロナ禍のリモート作業に効果、キラリと光る「スマートグラス関連株」 <株探トップ特集>

新型コロナウイルス感染症の収束がみえないなか、現場業務のリモート化が課題となっている。そこで、注目されているのが遠隔で作業支援できる「スマートグラス」だ。
―求められる新しい働き方への適応、技能人材不足の解決にも一役―

 世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を宣言して1年以上の月日が経過したが、現在でも各地でクラスター(感染者集団)が発生するなど収束の兆しは依然としてみえない。こうしたなか、テレワークをはじめとした新しい働き方が急速に進んだが、製造業や建設業など現場での作業が生産性や品質の基本となっている業種では“3密(密閉、密集、密接)回避”が難しいケースも少なくないとみられる。この課題を解決する手段のひとつが、離れた場所からリアルタイムで現場の作業者に指示を出すことができるメガネ型端末「スマートグラス」だ。

●現場業務が抱える課題とは

 スマートグラスとは、メガネのように装着して使用するウェアラブルデバイスのひとつで、さまざまなセンサーや通信機能が搭載されている。実際にみている光景に文字や資料などの情報を重ねて表示でき、医療や工場、建設現場での作業指示、歩行案内などの日常生活支援といった幅広い分野での利用が進んでいる。

 スマートグラスはコロナ禍で遠隔ニーズが高まっていることに加え、技能人材不足や技術伝承といった課題を解決するツールとしても注目されている。少子高齢化に伴う労働人口の減少が大きな社会問題となっているなか、若手のスキルアップの機会が十分に確保されず、ノウハウの属人化に悩む企業は少なくない。こうした場合、スマートグラスを活用することにより、現場で起きていることを熟練技術者が別の場所にいながら把握し、適切な指示を出すことが可能なため、生産性を向上することができる。今後は業務用のほか、ゲームなどエンターテインメント領域でも需要が高まることが見込まれ、関連企業のビジネス機会は更に広がりそうだ。

 スマートグラスの画面上に保守・メンテナンスなどの作業に関する付加的な情報を表示する「作業支援AR」を手掛けるサイバネットシステム <4312> に注目。