クラスターテクノロジー(株)【4240】の掲示板 2024/04/06〜2024/05/29

前期は会社の利益予想を結果的に上回っている。大幅に売上高は減少しているが
見方によれば収益率の大幅な向上と言えて経営体質が大幅に向上しているのは
間違いない。

中計をみると
会社の顧客訪問件数は２０２１年実績の約１５倍に増えていると記述している。
更にホームページの刷新により直近３ヵ月で製品の問い合わせが１．６倍に増えている。更に新たに７社の商社と販売取引契約を結んだと記述もしている。

大幅に営業拡大のチャンスが増えた事になる。クラが選択肢をもって決定
できるビジネスにある。

工員は６８名から７３名に増えて昼夜３交代制の生産シフトを敷く事だ出来た。
前々年度の６３名から約１０名の増員になる。
新たに営業員を１名雇用して営業力を強化して更に１名を募集にある。

事業環境は中国工業の回復傾向にあり、前回の不振から脱却できる可能性
は大きい、さらにAIデータセンターの急増による電力インフラは待ったなし
の状況で国内樹脂碍子でトップシェアのクラの売上高は大幅にのびる。
産業機器、OA機器、レジャーの各分野で新機種向けの販売が存在していることから売上高が嵩上げする。

総じてクラの今年度の業績はサプライズ的な動きを取れる環境にある。
特にPascom素材のクシはプロの理美容師向けの販売が決まったばかり
にあり新たな収益源となる。

極め付きは前期から今期にずれ込んだ新型センサーのビジネスにある。用途は
明の売上高に大いに期待する。

株価的には業績の改善が眼に見えるまでには物理的な期間が必要だが
実態は拡大期にあることから忍耐の一途でむくわれる。