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クラスターテクノロジー(株)【4240】の掲示板 2015/08/02〜2015/10/13

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kaa***** 強く買いたい 2015年10月9日 15:02

クラの業績を占う上で“比較的予測可能な部分”と“不透明な部分”とがあります。前者は主軸となるデジカメ部品と電力インフラ向けの樹脂碍子の双方であります。カメラ部品はカメラ業界が出す詳細な月例のデジカメ統計がありますからクラのカメラ部品の凡その売上高は予測可能です。カメラは例年10月に生産高のピークを例外なく付けますが、部品の出荷のピークは其の前月となる9月につけます。故に2Qのカメラ部品は最悪でも横這い、若しくは、若干の売上増を期待できます。利益面では利益率の高い“レンズ交換型カメラ”の出荷比率が高まっている事から利益の改善も期待できます。他方、樹脂碍子は1Qの45百万円の売上高に対して“横這い”とみます。1月~3月に51百万円の売上を上げながら4月~6月は44百万円と7百万円の落ち込みを記録していますが2Qでは其の反動に期待しますが敢えて横這いとしています。

問題は不透明な部分にあります。監視カメラとクーリェとPIJ等々であります。①監視カメラの統計はありますが参考とはなりません。但し、当業界は年率20%の高い成長を見込んでいます。つまり、四半期毎に5%の伸びが見込める算段です。ソニーはクラの伝統的な取引先ですが、後発のキャノンは5月に長崎工場に新設の生産ラインを設けて2Qには稼働率を上げて来ます。故に監視カメラの部品の出荷が1Qを下回る事はあり得ない状況です。クーリェは新鋭設備が2月から稼動を始めています。新規に採用した取引先が徐々に採用率を高めて来る方向にあるのは当然で2Qの出荷量が1Qを下回る事はあり得ません。更に、新たな顧客が増えていれば尚更の事です。PIJは最もベールに包まれた製品ですが会社は“加速度がついている”とコメントして好調を示唆しています。総じて不透明な部分の売上高は伸びていると判断できます。この不透明な部分の利益率は高く11月12日頃に発表される2Qの決算には期待が高まります。
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