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群栄化学工業(株)【4229】の掲示板 〜2015/04/27

掲載日 2013年05月29日
 経済産業省は木型や金型なしで複雑形状の鋳造用砂型を製作できる3Dプリンターの開発を、産業技術総合研究所やシーメット(横浜市港北区)、群栄化学工業、コイワイ(神奈川県秦野市)、コマツ、IHI、日産自動車などの12者のグループに委託する。2017年度までに砂型積層時間を従来海外製の10分の1、価格で1台2000万円以下の装置をつくる。3Dプリンターは米欧が先行するが、国産機開発で巻き返しを図る。
 鋳型用3Dプリンターの開発は13年度に約1億5000万円を投じる。委託開発は5年間で、事業費総額は約30億円の予定。木村鋳造所(静岡県清水町)や早稲田大学なども参加し、素形材センターがとりまとめる。想定するのは砂型は、建機・船舶用ディーゼルエンジンのシリンダーヘッドなど高融点鋳鉄向け耐熱積層用、自動車用シリンダーヘッドなど軽合金向け高冷却用など。鋳型コストは1キログラム当たり1000円以下を目指す。