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住友化学(株)【4005】の掲示板 2015/08/21〜2015/09/17

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シャー4556 強く買いたい 2015年9月15日 08:19

ノーベル賞候補の十倉好紀氏(実の兄は住友化学社長)
十倉氏がノーベル賞を取ったら、株価100倍になります。

十倉氏はこのような強相関電子系理論を活用した画期的なエネルギー革命を4つの分野に絞り、「イノベーション“4”」と命名している。持続可能な社会を実現する土台を築くために理研などで研究者グループを率い、世界的な業績もすでに上げている。
 イノベーション“4”とは次のとおりだ。
 (1)太陽電池の発電効率を40%以上にする 
 (2)熱電変換性能指数を4以上にする 
 (3)高温超伝導が起きる温度を室温を大きく超える400ケルビン(約摂氏127度)以上にする 
 (4)蓄電池のエネルギー密度をキログラム当たり400Wh以上にする
 リチウムイオン電池のエネルギー密度は、キログラム当たり120~130Whなので、いずれも現在の性能を3倍以上に引き上げる野心的な目標値だ。実現すれば、電力やエネルギーに対する考え方や利用法が革命的に変わり、低エネルギー・高付加価値の持続可能社会が生まれるだろう。
 「この分野の研究では日本が世界のトップを走っています。ドイツもかなり進んでいます。アメリカはこうした基礎研究よりも実用化研究に熱心です。日本が最先端を行っているとはいえイノベーション“4”は、既存技術の改良では達成が難しいでしょう。新しい原理に基づく強相関電子系の技術開発が必要で、10年、20年で実現するものではありません。考えてみれば、電気を効率的に送り、自由に使えるようになってまだ100年ちょっとしか経っていません。次世代のエネルギー革命は100年スパン、1000年以内の時間軸で考えなければなりません。だからこそ、基礎研究が大切なのです」