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住友化学(株)【4005】の掲示板 2017/08/01〜2017/11/14

【住友化学の保有割合50.10%で、住友化学被所有の連結子会社となる「田中化学研究所」の中間決算発表】

 田中化学研究所が11月13日大引け後(16:00)に決算を発表。
 18年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は3億3700万円の黒字(前年同期は2億1500万円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の2億2000万円の黒字→4億5000万円の黒字(前期は6億5400万円の赤字)に2.0倍上方修正した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益は1億1300万円の黒字(前年同期は4億3900万円の赤字)に浮上する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常損益は1億円の黒字(前年同期は9600万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.5%→2.9%に大幅改善した。

株探ニュース



【田中化学研究所、電池部材増産へ工場新設 材料加工能力を倍増】2017/11/13 22:00 日本経済新聞

 田中化学研究所は13日、主力の電池向け正極材の増産に向け、原材料の加工工場を福井市の本社敷地内に新設すると発表した。総投資額は約18億円で、2018年8月の稼働を予定。具体的な生産能力は非公開だが、従来の2倍程度の材料を加工できるようになる。

 新工場は正極材に使うニッケルやコバルトなどの金属を硫酸で溶かす工程をこなす。今回は第1期投資の位置付けで、2期投資も検討している。詳細は今後詰めるが、1期工場で溶かした金属を化学反応させる設備を増強したい考えだ。

 足元で電気自動車など環境対応車用の電池を生産する日・中・韓のメーカー向けに需要が回復し、追加の投資が必要だと判断した。業績不振で近年は投資を抑えてきたが、今期は黒字が確保できる見込みになったことも決断を後押しした。

 同日、18年3月期の単独業績予想の上方修正を発表した。最終損益は従来予想の2倍となる4億円の黒字(前期は6億4000万円の赤字)で、2期ぶりに黒字回復が見込めそうだ。4~9月期に原材料の国際相場が上昇基調で推移したため、上昇前に製造した在庫分で販価との差額が含み益となった。

 茂苅雅宏社長は「10~3月期分は考慮していないため、さらなる上積みを目指したい」とした。