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住友化学(株)【4005】の掲示板 2017/08/01〜2017/11/14

>>977

【住友化学、米カティーバと有機EL技術で提携-大画面パネルの低コスト量産技術開発】日刊工業新聞

 住友化学は大画面有機ELパネルを低コストで量産する技術開発で、米国のベンチャー企業、カティーバ(カリフォルニア州)と提携したと報じられています。
 インク状の発光材料をパネルに吹き付けるカティーバの印刷装置を活用し、生産効率や性能を高めた材料を開発するとの事。

 有機ELは液晶パネルに比べて高精細で消費電力が少ないとされていますが、従来製法では大型化が難しく生産コストも高いものでした。
 新製法の開発で有機ELテレビの低価格化に貢献するとしています。

 住友化学が開発中の発光材料は高分子タイプ。
 2013年には同材料をインク状にしてパネルに印刷するインクジェット法を用いて高解像度の有機ELパネルを生産する技術を開発しています。

>住友化学、有機EL印刷技術で真空蒸着法並みの解像度を実現

 一方、カティーバはインクジェット法を用いたパネル生産の研究を続けており、イールド・ジェットと呼ぶ独自の大型有機ELパネル量産技術を持っています。

 現在主流の真空蒸着方式ではなく、窒素ガス中で生産することでコストを削減。
 印刷時のムラを作らず生産効率を高めた装置制御ソフトも持っており今後、住友化学の材料を使って印刷装置の開発を進めるとしています。

  • >>978

    【有機ELパネルを数十万回折り畳める統合部材 住友化学が来年から供給へ。韓国勢の需要取り込む】NEWSWITCH

     住友化学は2017年までに、スマートフォンの表示装置に使う有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネルを数十万回折り畳める統合部材の供給を始めるとしています。スマホの販売台数は頭打ちになりますが、液晶に比べて薄く高精細な有機ELパネルの需要は年3割伸びる見通し。韓国の電機大手が年内にも発売する有機ELパネルの真ん中で二つに折り畳める次世代スマホ向けの需要を取り込むとしています。

     統合部材は1枚のフィルム上にタッチセンサーと偏光板、ウインドーフィルムの機能を付与。
     保護ガラスの代替となるウインドーフィルムにタッチセンサーをパターニングして偏光板をコーティングする見込みです。
     これにより折り曲げ強度が増し、外側・内側双方に数十万回以上折り畳める有機ELパネルの作成が可能としており厚さも3部材を個別に貼り合わせた場合に比べて半分以下になり、折り畳んでも薄いスマホが生産できるとしてます。

     従来の有機ELパネルはタッチセンサーパネル、偏光板、保護ガラスなど複数のガラス製部材を使い、折り曲げができないものとなっています。
     このため、住友化学はガラス部材をフィルム製にして折り曲げ可能にしたフレキシブル部材の開発に乗り出し、両側面が曲線状の表示パネルを持つスマホ※にフィルム型タッチセンサーが採用されています。(※SamsungGlaxyEdgeシリーズと思われます)

     液晶塗布型偏光板、ウインドーフィルムという折り曲げ可能なフレキシブル部材も開発し、スマホ大手が採用に向けた評価を続けています。こうしたフレキシブル3部材の研究成果を生かし、統合部材の開発を進めるとのこと。

     「有機ELはフレキシブル型の実用化が追い風となり、年2~3割の高成長が見込める」。と、2016年度から始まる3カ年の中期経営計画の説明会で、住友化学の十倉雅和社長は語っています。

     住友化学が普及拡大を見込むのが、折り曲げたり畳めたりする次世代型のフレキシブル有機ELパネルです。
     平面のパネルを曲げるには、発光素子を水分から守る封止ガラスやタッチパネルガラス、偏光板などを柔らかい素材に置き換える必要があります。


    ~~次の頁へ続きます~~

  • >>978

    【住友化学、米国ユニバーサルディスプレイ社と有機EL照明に関する技術ライセンス契約を締結】OPTRONICS ONLINE

     住友化学は、米ユニバーサルディスプレイ社(以下「UDC」)との間で、同社から印刷法を適用した有機EL照明デバイスに関する技術のライセンス供与を受けることについて合意し、技術ライセンス契約を締結したと発表しています。

     UDCは、有機EL関連の技術開発およびライセンス、有機EL材料の製造販売を行なう企業で、従来の4倍の効率を持つ高分子材料「UniversalPHOLED®」を提供しています。

     住友化学は、同社および100%子会社であるケンブリッジディスプレイテクノロジー社が有する高分子有機EL技術を活用して有機EL照明の事業化に取り組んでいます。

     同社は2014年には世界初のデュアルカラー有機EL 照明パネルを使用したデザイン照明「OLED COSMOS」を発表、さらには一般照明への展開を目指しています。

     同社は、今回UDC社との契約で取得した技術ライセンスを活用することにより、照明デバイスの発光効率向上に向けた技術開発を加速させ、有機EL照明事業の拡大を図っていくとしているとの事です。