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(株)ディー・ディー・エス【3782】の掲示板 2017/12/22〜2017/12/28

自分一人でさえ断れそうな、この細い蜘蛛の糸が、どうしてあれだけの人数の重みに堪える事が出来ましょう。もし万一途中で断れたと致しましたら、折角ここへまでのぼって来たこの肝腎な自分までも、元の地獄へ逆落しに落ちてしまわなければなりません。そんな事があったら、大変でございます。が、そう云う中にも、罪人たちは何百となく何千となく、まっ暗な血の池の底から、うようよと這はい上って、細く光っている蜘蛛の糸を、一列になりながら、せっせとのぼって参ります。今の中にどうかしなければ、糸はまん中から二つに断れて、落ちてしまうのに違いありません。
 そこで陀多は大きな声を出して、「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己おれのものだぞ。お前たちは一体誰に尋きいて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」と喚めきました。
 その途端でございます。今まで何ともなかった蜘蛛の糸が、急に陀多のぶら下っている所から、ぷつりと音を立てて断れました。

芥川龍之介の蜘蛛の糸の一節だ。
血の池地獄を塩漬け地獄に置き換えれば、この話は今のDDSの話ではないか。

ウタとテクが蜘蛛の糸だと言うと塩漬け地獄の亡者どもが我先にと上り始める。俺だけ儲けよう思ったとたん、蜘蛛の糸はぷつりと切れてしまう。

地獄で苦しみながら何回同じことを繰り返したら分かるのだろうか。

ロスカットさえすれば、天国が待っているというに。

何んとも悲しい亡者どもよ。

暇ゆえに余計なことを、失礼