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(株)インタートレード【3747】の掲示板 2019/08/20〜2019/08/21

,増担保規制とは

増担保規制とは、信用取引をする時に定められた保証金率を引き上げますという取引所の規制のことです。
増担保規制銘柄(ましたんぽきせいめいがら)を見つけると高い確率で株価が下がります。 この増担保規制という言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれませんので、ここで詳しくご説明いたします。
増担規制とは言葉のとおりに、増す+担保+規制というキーワードの組み合わせで構成されています。 担保とは信用取引で株を買う場合に現金を証拠金として置くことで少ない資金で株を買うことができます。
例えば、100万円分の株を買いたい場合、現物で買う場合は100万円の現金が必要ですが、信用取引の場合は、33%である約33万円だけの現金を用意しておけばいいのです。
では残りの約66万円はどこから出てくるかというと、証券会社が貸してくれます。
つまり信用取引を行うということは少ない資金で株を買い付けすることが可能となります。 その一般的なルールとして3分の1である約33%分の現金を証拠金として口座に入れるというものです。
しかし、増担保規制になるとこの証拠金率が上がる(増す)ということなのです。 つまり今までは33%の証拠金率だったにもかかわらず、50%の証拠金率になるために新規で買う場合はより現金が必要となります。
先程の例でいうと、100万円の株を買うためには33%の約33万円の現金があれば買い付けができたのに、増担保規制になることで50%の50万円を用意しなければいけなくなります。
このことにより、より現金を持っている人しか新規で買うことができなくなるため売り手と買い手のバランスが崩れます。 買い手が少なくなるということは、売り手の数のほうが多くなるため、株価は下がり始めます。
株価が下がると信用買いで持っている人が「恐怖」の感情が沸き起こりパニックで売り出すのです。 このように売りが売りを呼び株価は一気に下落するというものです。
つまりこの増担保規制が入ると高い確率で株価が下がるということなのです。