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(株)ユーグレナ【2931】の掲示板 2021/05/28〜2021/06/09

2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略

経済産業省は5月18日、脱炭素技術の普及などを支援する2兆円の基金のうち、水素関連の2事業について企業の公募を開始したと発表した。

●藻類の培養によるバイオ燃料

【現状と課題】
高コスト克服のための大規模化が課題
・要素技術の開発が進展し、実証開始。
・現状、CO2の吸収効率が低い。
・藻の増殖が不安定。
※現状コスト1,600円/L(既存ジェット燃料100円/L)

【今後の取組】
大規模実証を通じたコスト低減、供給拡大
・コスト目標として、2030年に、既存のジェット燃料と同価格(=100円台/L)を目指す。
・市場規模は、2030年時点で国内航空会社(国際線)だけでも1900億円の市場規模を見込む。
・国際航空に関し、ICAO(国際民間航空機関)により、「2019年比でCO2排出量を増加させない」という制度が2021年から導入。バイオジェット燃料の国際市場は拡大。
①大規模実証を実施し、コストを既存のジェット燃料と同等まで低減。他国に先駆けて2030年頃には実用化。
②バイオジェット燃料の国際市場の動向に応じて、航空機へ競争力のある藻類ジェット燃料の供給拡大(国際認証取得済み)。