ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)ハードオフコーポレーション【2674】の掲示板 〜2015/04/07

何度でも言うが、キャピタルゲイン狙いの個人投資家には、特別配当であろうが増配であろうが全く無意味です。

私の経験を話そう。7~8年前、デジタルガレ-ジが1,000円だった時、普通配当50円に加え、記念配当50円が実施された。これは有利だと、私はそこそこ買い捲った。

しかし・・・、配当落ちの日、朝イチの気配を見た俺は目がクラクラし、卒倒寸前であった。
なんと、配当落ち分▼100円(▼50円+▼50円)に加え、権利を取った投資家の換金売り殺到で配当落ちの基準値(900円)比▼100円で、気配はなんと800円。
終日800円強をウロウロした株価は、終値は確か820円。
俺は、品薄株の高配当などなんの意味もない、これっぽっちも無価値であることを悟ったのだ・

配当は何年も継続して株を持ち続ける大株主しかまったく意味はない。「配当落ち」がなければ確かに、配当は株主への純然たるプレゼントに違いない。しかし、配当というものは、たとえ、配当落ちの日に株価が配当落ち分を埋めようが、配当落ちがある以上、全く無意味であるということを力説しておく。

まあ、俺はそもそも、分割による株価の調整などと違って、(配当額分の資金を企業が留保していたからその株価を維持していたわけでは全くないのだから、)「配当落ち」は本来すべきではないと考えているということも言っておく。だってそうだろう。もし、100円の株価の企業が、もし、特別利益が入って100円の配当を出したら、株価をゼロにすべきなのか??? そうではないだろう。
別に、その配当額分の資金を企業が留保していたから100円の株価を維持していたわけでは全くない。だから、配当を支払ったからといって配当落ち日に株価から配当金額分を差し引くのは、本来、ナンセンスなのである。また、配当の権利を得たものとそうでないものの調整を図るため、という理由もナンセンス。それではわざわざ権利を取った意味がない。

ちなみに、以前、企業が配当を出すのを、業績悪化で、直前になって取りやめたにもかかわらず、配当落ち日に当該金額分の配当落ちを大阪証券取引所が機械的にしてしまい、個人投資家がこの掲示板で大騒ぎするというナンセンスな出来事もあった。