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(株)メディネット【2370】の掲示板 〜2014/12/11

291969

con***** 強く買いたい 2014年8月21日 07:06

>>291959


> 今後も「東大病院」と共同で、本臨床試験の研究成果をさらに発展させ、新たな治療技術の確立に向けた
> 研究開発を一層推進してまいります。
>
> >本臨床試験(研究責任医師:東大病院 泌尿器科・男性科 本間 之夫教授)は、腎細胞がんを対象
> に、手術で採取した患者様自身の腫瘍組織を調製したもの(ライセート)を樹状細胞に導入する樹状細胞
>
> ワクチン療法と分子標的薬スニチニブを併用し、その治療法の安全性と有効性を評価することを目的とし
> て実施されました。
>
> 本臨床試験では、当社独自の樹状細胞加工技術(米国 MaxCyte 社と共同開発したセ
> ル・ローディング・システムと、ゾレドロン酸によって樹状細胞を感作させることで治療効果を向上させる技
> 術を組み合わせる)が用いられています。
>
> その結果、登録した 8 名(男性 5 名、女性 3 名、55-75 歳)において、樹状細胞ワクチン療法に起因し
> た重篤な有害事象はなく安全に実施可能であり、CR(Complete Response:腫瘍が完全に消失した状態)
> を 1 例、PR(Partial Response:腫瘍の大きさの和が 30%以上減少した状態)を 1 例、SD(Stable Disease:
> PR とするには腫瘍の縮小が不十分ではあるが、腫瘍の大きさの増大もしていない状態)を 3 例に認めまし
> た。
> 分子標的薬は、がん細胞の増殖や生存に関わる分子シグナルの伝達経路を阻害することを目的とした
> 治療ですが、本臨床試験結果における重要点としては、そのような分子標的薬が、体内の免疫機構に変
> 化を与えることが確認できたことです。スニチニブを使用することで骨髄由来抑制細胞(MDSC)や制御性
> T 細胞(Treg)といった免疫抑制に関与する細胞を減少させることができました。こうした分子標的薬による
> 免疫抑制状態の解除は、腫瘍組織を用いた樹状細胞ワクチンの免疫応答を高め、治療効果をより引き出
> すことが可能であることが示唆されます。
> 今後、東大病院と共同で、本臨床試験の研究成果をさらに発展させ、新たな治療技術の確立に向けた
> 研究開発を一層推進してまいります。