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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2024/02/20〜2024/02/21

2023年 12月期通期決算説明会においていただいたご質問と回答
平素より当社事業へのご支援を賜り、誠にありがとうございます。
当社が 2024年 2月 20日に行いました説明会の後に受け付けさせていただきましたご質問とそのお答
えを、下記の通り公表させていただきます。なお、本開示は情報発信の強化及びフェアディスクロージ
ャーの観点から開示するものです。
Q1: 日本における M&A について、どのようなターゲットとシナジーを考えているのか教えてくださ
い。
A1:潜在的なディールについて頻繁に様々なアプローチを受けています。具体的な銘柄を申し上げる
ことはできませんが、3つの柱(製薬、創薬そしてメドテック) のどれかを拡大していくことになりま
す。
特に、日本で大変興味を持っている分野として、再生医療、材料科学、及び AIなど、日本が高い技術力
を誇っている分野があり、当社グループとすぐにシナジーを生み出せるからです。ただし、それは絶対的
なものではなく、ケースバイケースで考えるということも強調しておきます。これら以外でも、 特に売上
と収益性がしっかりした会社に興味を持っております。
Q2:証券会社が市場から株を買って、海外機関投資家に販売する自社株価予約取引について、海外 IR
などで海外投資家に自社の価値を海外にアピールする取り組みと効果は変わらないと思いますが、なぜ
証券会社が市場から一度買い取って渡すのか、効果および目的を教えてください。
A2 :当社はオーナーという存在がないので、流動比率が非常に高く、安定株主と機関投資家を増やすこ
とを形にしたいと考えております。資料 35ページにもありますが、ここ1年で 10%以上機関投資家比率
は高まりましたが、更に上げていきたいと考えております。
なぜマーケットから買うかについて、株価が適正に評価されていないと考えている中で、適正な株価水
準まで市場から買い上げ、今市場に出回っている当社株式を、より安定的な株主に渡すことができると
考えております。様々な提携の話などもいただいており、開示しております通り安定的な株主として、企
業へ持っていただく事も想定しております。
また、弊社はまだ時価総額2000億程度でありグローバルでは無名と言っていいほどの存在です。マ
ッコーリーが保有する幅白いネットワークを駆使し機関投資家に弊社をセールスすることで、機関投資
家への知名度も飛躍的に上がり、それがグローバルで中堅製薬会社を目指す当社にとって将来につなが
ると考えており、マッコーリーが当社の知名度を大きく上げてくれることにも期待しております。
Q3:プライム上場に向けての準備にあたり、資本市場から資金調達するつもりですか、手元資金で賄
うのですか?
A3 :端的に答えますと、資金調達を行うためにプライムへの移行を考えているわけではありません。プ
ライム市場で JPX400に選ばれることで、より多くの投資家に弊社の株式を保有してもらうことを目指し
ております。
また、資料にありますように豊富なキャッシュおよび資産を有しております。資産を有効利用すること
も視野に入れておりますが、基本的にはキャッシュと借入で十分賄えると考えております。
仮に数千億規模とかの大規模 M&Aを行う場合は、きちんと説明をさせて頂いた上で、ファイナンスをす
る可能性はゼロではありませんが、数千億規模の M&Aは、現時点では非現実的なので、現状、株式発行に
よる資金調達はまったく想定しておりません。
以上