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日揮ホールディングス(株)【1963】の掲示板 2022/09/24〜2022/11/15

発売日当日に「題名」だけを挙げたコメントの本文全文です。

不安定なこの頃、未だご覧でないホルダーの方々は、気晴らしに。


●「次世代原発に参画、日揮はグリーン成長戦略関連株として株高が続く」

 日揮HD (1963・東証プライム) は、化学プラントなど大規模プラント建設の世界的企業。受注活動に伴う見積書、工程管理、試運転・引き渡しまでトータル・エンジニアリング能力に優れ、最適価格で信頼性の高い機材を調達、プラントを建設する。

受注は基本的にドルベースで行われ、ドル高・円安は為替差益などメリットがある。また、プラント建設は工期が長いことから、為替管理も重要であり、参入障壁は極めて高い。全世界で2万件以上のプロジェクトを手がけた豊富な実績も強みだ。

 8月10日、今23年3月期の連結最終損益(想定為替レート1ドル
=130円)が240億円の黒字(前期は豪イクシスの特損575億円などで355億円の赤字) になると発表、従来予想から40億円増額した。配当も期初計画の年24円から29円(前期は15円)とした。

 海外案件は、カナダのLNGプラント建設は順調、イラクの製油所近代化も下期に本格的に収益貢献など順調。22年3月末時点の受注残高は1兆2159億円(前の期比2%減)である。

今期の受注は8400億円が目標だが、8月に入り、ノルウェーの石油・ガス企業が22年と23年の投資計画を上方修正。豪石油ガス大手サントスも米アラスカ州ピッカ鉱区における26億ドル規模の石油開発プロジェクトを進めると発表など受注環境は良好であり、受注上積みが期待される。

同社株(時価2009円)は資源関連、さらに次世代の小型原子力発電所プロジェクトに参画したことで、わが国のグリーン成長戦略関連株として長期上昇トレンドが続くとみられる。