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NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベアETN【2034】の掲示板 2020/07/11〜2020/09/23

朝鮮は典型的な奴卑社会であった。全人口の30%以上が奴卑であり、奴隷はモノのように売買され、主人のため生涯奉仕しなければならなかった。
平民は奴卑に比べて若干自由があったが、貴族や官吏たちに略奪される立場にあるのは同じだった。
両班とも呼ばれる貴族たちは、無為徒食しながら下の階級に対し無慈悲に権力を振るった。(20%のヒルが残りの80%の血を吸う構造)
官職は公然と売買され、官吏は全く仕事をしなかった。
1894年の改革以降も、地方の官吏が3ヵ月ごとに交代し、1年の予算の半分が彼らの年俸に費やされたという。
官職が頻繁に交代するのは、たった1日でも官職につけば退任した後にもその地位が一生保たれるのだ。
     《金完燮 「日韓『禁断の歴史』」》

驚くべきことに19世紀末の朝鮮は、人口の半分以上を両班が占めるという異常な事態になっていた。
勤労を蔑む者が半分を占め、残りの半分がその収奪を受けるような社会が、まともな国として成り立つわけがない。
(両班の身分は実質的に世襲化していた。また官職の売買も公然と行われていた)

なにしろ国家予算の半分が宮廷費用だったぐらいだから、産業に必要なインフラ整備も行われない。
李朝下の500年間、朝鮮には人間が通れる安全な道路は全くなかった。
殆どの河川には橋がなく、鎖国政策をとっていたため港湾施設も皆無に等しい。
秀吉の壬辰倭乱が産業基盤を破壊し、韓国の近代化を遅らせたと言うが、そもそも李氏朝鮮は近代産業国家に必要な準備を一切行っていなかったのだ。

李氏朝鮮は外国からの情報を遮断し、近代化の必要を感じて行動を起こした開化派は守旧派に抹殺された。
このような国が自らの手で近代化を達成できたとは思えない。
日本がロシアに勝利し、朝鮮の内政改革に乗り出したからこそ、近代国家としてのスタートを切ることができたのだ。
  《崔基鎬 SAPIO 2006/6/14号》

日帝に感謝した方が良いですよ(笑)