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NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN【2038】の掲示板 2016/03/13〜2016/03/18

>>514

<指標発表時が要注意>?

最早、原油先物価格は需給や経済指標で動く相場ではありません。

サウジアラビアとロシア両国がそれぞれの威信と政権の存立を掛けた泥沼の”マネー戦争”になっています。
民間ヘッジファンドもリスクが大き過ぎてとても手が出せない状況でしょう。

  • >>522

    なるほど
    その両国が売り下がり買いあがりを仕掛けるタイミングに指標発表が使われることがあるかと

  • >>522

    最近このトピをロムし始めた人たちも居ると思われるので状況を総括する。

    先ず、事実として、
    1.2038は基本的に「TOCOM原油価格」に連動しレバレッジを掛けたものであり、本来の運用であれば乖離は生じない。
    2.TOCOM原油価格は日本時間の「WTI先物時間外価格」に連動し為替要素を加味したもの。
    3.WTI先物価格はNYMEX先物市場で週末を除く24時間取引で形成され毎日のザラバ終値で差額決済される。
      但し、現物決済も認められている。

    これからは私見も含めてWTI価格の推移を簡単に説明する。
    1.2014年10月以降サウジアラビア主導でWTI及びブレント先物市場での「価格引き下げ介入」が始まる。
    2.2015年3月以降サウジアラビアに対抗する形でロシア主導による「価格引き上げ介入」が始まる。
    3.現在も両国による熾烈な介入合戦が続いている。

    両国が介入を続ける理由は、
    ・サウジアラビアは先物価格を引き下げることにより非OPEC産油国の原油生産量を削減させ、OPECのシェア回復を図ろうとしている。"OPECの盟主”としての面子と威信が掛かって居る。
    ・ロシアは外貨収入の6割以上を原油・天然ガス輸出に頼っており、プーチン政権の基盤はエネルギー高価格によって支えられてきた。エネルギー価格の長期低迷が続けば政権維持が危うくなる。