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(株)FOOD & LIFE COMPANIES【3563】の掲示板 2022/03/11〜2022/03/28

大間産のクロマグロを扱った店は、子会社株式会社あきんどスシローが運営する「スシロー」634店、株式会社FOOD&LIFE INNOVATIONSが運営する鮨酒肴杉玉51店です。

このお知らせでいう3月11日の外部からの指摘というのは、ジャーナリストである私が同社に対して送った問い合わせのことです。
その内容は、以下の通りです。

①スシローが実施した「大間まぐろ」フェア(2月28日~)について、漁獲成績を法令通りに報告していないヤミ漁獲が大量に混入しているとの情報提供がありました。スシローはフェアに使った「大間まぐろ」全頭数について、地域団体商標が貼付されていることを確認しましたか?
②スシローはこのフェアに利用した「大間まぐろ」は昨年9月、静岡市の卸売市場で大阪市の仲卸会社が仕入れたものだとの情報提供がありました。間違いありませんか?
③静岡市の卸売市場で昨年9月に扱われたクロマグロの多くは「大間まぐろ」の産地商標ラベルを貼付していませんでした。ご存じですか?
④スシローが今回のフェアに限らず、過去1年間に仕入れて販売した「大間まぐろ」はどのくらいの数量でしょうか?「大間まぐろ」であることはどのような方法で確認をされていますか?

私は昨年12月、ダイヤモンドオンラインで、大間産クロマグロの漁獲未報告問題について記事を書きました。これを読んだ方々から様々な情報提供がもたらされ、その都度、その情報の真偽について確認する作業を進めています。スシローの食材についての疑念もその一つに過ぎません。

昨年9月に静岡の卸売市場で売買されてたものを大阪の卸会社などを通じてスシローが買い取ったことが事実とすれば、漁獲、出荷からもう半年経過しています。
実は、この静岡市場での取引が地方市場としてはあまりに数量が多く、水産庁が疑念を抱いて、漁獲未報告の疑いで青森県に対し、大間漁協に聞き取りをするよう要請したという経緯もあります。法律で義務付けられた漁獲報告を済ませたかどうか、いまの時点においても買い手側が出荷者に確認を求めていなかったとすれば、それ自体、大きな驚きです。

調査結果も出ないうちから公表したことにはいったいどんな意味が込められているのか、少し理解に苦しみます。調査が進み次第、その内容も公表するということですから、私もその内容をみながら記事を書いていくこととします。