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(株)ラクト・ジャパン【3139】の掲示板 〜2015/09/07

明日から面白い 空売り比率 42% 買戻しも凄いぞ

7日の日経平均株価は一時300円安を付けてからじりじりと戻り、前週末比68円高の1万7860円で引けた。日中の値幅は530円強と、8月の雇用統計や週末の主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議などの重要イベントの間で揺れ動く投資家心理を映すようだった。ただ乱高下の陰で、買いを入れる好機を虎視眈々(たんたん)と狙っている投資家がいる。売りが一巡したとみる国内の機関投資家たちだ。

 「海外勢の問答無用の売りは一巡してきた」。楽天証券経済研究所の窪田真之所長は先行きの反転への期待をかけている。これまで積み上がってきた裁定買い残高が大きく減少しているためだ。東京証券取引所によると、8月28日時点の裁定取引に伴う現物株の買い残高は約2年8カ月ぶりの低水準となった。

 裁定買い残は、短期的な視点で取引する海外勢の先物の買い建玉と連動することが多いとされる。海外勢が先物を売って指数が下がると、割安となった先物を買い戻し、現物株を売る裁定解消の取引が増える。裁定買い残が大きく減少したということは海外勢の先物の買い建玉が少なくなっていることを示している。8月28日以降の日経平均も大きく下げたことを考えれば「足元では裁定買い残が一段と減少した可能性が高く、先物の売り圧力は強まりにくい状況」(窪田氏)といえる。

 8月下旬から翻弄された世界連鎖株安はひとまず落ち着き、目先の急落への警戒感が後退するなか、狙いを定めた銘柄を買うタイミングを見計らっているのが国内投資家だ。4日時点で日経平均の13週移動平均からの下方かい離率は11.4%と約6年半ぶりの大きさとなっている。足元の日経平均は短期的には「下げすぎ」といえ、買いの好機と判断する投資家がじわりと増えているのだ。

  • >>508

    明日から面白い 空売り比率 42% 買戻しも凄いぞ 日経の株式欄

    7日の日経平均株価は一時300円安を付けてからじりじりと戻り、前週末比68円高の1万7860円で引けた。日中の値幅は530円強と、8月の雇用統計や週末の主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議などの重要イベントの間で揺れ動く投資家心理を映すようだった。ただ乱高下の陰で、買いを入れる好機を虎視眈々(たんたん)と狙っている投資家がいる。売りが一巡したとみる国内の機関投資家たちだ。

     「海外勢の問答無用の売りは一巡してきた」。楽天証券経済研究所の窪田真之所長は先行きの反転への期待をかけている。これまで積み上がってきた裁定買い残高が大きく減少しているためだ。東京証券取引所によると、8月28日時点の裁定取引に伴う現物株の買い残高は約2年8カ月ぶりの低水準となった。

     裁定買い残は、短期的な視点で取引する海外勢の先物の買い建玉と連動することが多いとされる。海外勢が先物を売って指数が下がると、割安となった先物を買い戻し、現物株を売る裁定解消の取引が増える。裁定買い残が大きく減少したということは海外勢の先物の買い建玉が少なくなっていることを示している。8月28日以降の日経平均も大きく下げたことを考えれば「足元では裁定買い残が一段と減少した可能性が高く、先物の売り圧力は強まりにくい状況」(窪田氏)といえる。

     8月下旬から翻弄された世界連鎖株安はひとまず落ち着き、目先の急落への警戒感が後退するなか、狙いを定めた銘柄を買うタイミングを見計らっているのが国内投資家だ。4日時点で日経平均の13週移動平均からの下方かい離率は11.4%と約6年半ぶりの大きさとなっている。足元の日経平均は短期的には「下げすぎ」といえ、買いの好機と判断する投資家がじわりと増えているのだ。