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Link-Uグループ(株)【4446】の掲示板 2025/12/04〜

結論から言うと、「ウィスキー5杯飲んでも、2時間空ければ大半の人は全く問題ない」は完全に誤りです。
むしろ極めて危険なデマで、実際にこれを信じて運転して捕まる・事故を起こす人が後を絶ちません。
具体的に計算してみます(2025年現在の日本の基準)
ウィスキー5杯=ダブル5杯と仮定 → アルコール量約100g(純アルコール換算)
体重65kgの成人男性の場合
経過時間
血中アルコール濃度(BAC)推定
日本の呼気基準(0.15mg/L)
運転可能か?
飲酒直後
約0.23~0.25%
約1.25mg/L
完全にアウト
2時間後
約0.19~0.21%(-0.03%程度)
約1.05mg/L
まだ7倍アウト
5時間後
約0.13~0.15%
約0.75mg/L
まだ5倍アウト
8時間後
約0.07~0.09%
約0.40mg/L
まだ2.6倍アウト
10時間後
約0.04~0.06%
約0.25mg/L
まだ1.6倍アウト
12時間後
約0.01~0.03%
約0.10mg/L以下
ようやくギリギリ
→ ウィスキー5杯(100g)飲んだ場合、完全に基準値以下になるのは早くても11~14時間後です。
「2時間で大丈夫」は物理的に不可能です。
実際の検挙事例(2024~2025年)
「前日夜にウィスキー5杯飲んで、翌朝8時に運転→酒気帯びで検挙」(BAC 0.04~0.06%残存)
「飲み会で焼酎5杯、5時間寝て朝運転→0.25mg/Lで逮捕」 こんなケースが毎月のように全国で発生しています。
なぜこんなデマが広まるのか?
「自分は平気だった経験」が積み重なる(基準値ギリギリでも捕まらなかっただけ)
昔の基準(1990年代までは0.25mg/Lだった)を今も信じている
「2時間で1杯分解」の超大雑把な目安を拡大解釈
体質差・空腹時・疲労などで分解速度が大きく変わることを無視

結論
「ウィスキー5杯飲んで2時間で大丈夫」は100%嘘です。
実際にこれを信じて運転すると、高確率で酒気帯び・酒酔い運転で捕まります(最悪、懲戒免職・実刑もあり得ます)。
飲んだら乗るな、乗るなら飲むな。
これ以外の正解はありません。

これからあなたが何をするのか存じませんが通報はしておきました。

投資の参考になりましたか?