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(株)ソラコム【147A】の掲示板 2024/05/14〜2024/05/25

セルラーIoTコネクティビティのリーダー企業であるSoracomが、自動車エッジコンピューティングコンソーシアム(AECC)に加盟しました。AECCは、自動車、コンピューティング、ネットワーキング技術の融合におけるベストプラクティスを推進するために、業界を超えたプレイヤーで構成される非営利のコンソーシアムです。

AECCのメンバーとして、Soracomは、新しい技術と標準がコネクテッドカーの将来のニーズを満たすことを保証するために、他のメンバーと協力して、様々な関係者によって行われている作業を評価します。

4月のAECC総会で、SoracomはトヨタとITOCHU Techno-Solutionsと共同で、GSMAが規定するeUICC規格を用いたコネクテッドカー向けの認証とセキュアチャネルの実証実験を行うと発表しました。

AECCは、業界標準化団体と調査結果やソリューションを共有することで、コネクテッドカーのベストプラクティスとユースケースの開発を加速させることを目指しています。

https://aecc.org/soracom-joins-the-automotive-edge-computing-consortium/

  • >>813

    eUICC (embedded Universal Integrated Circuit Card) 規格は、IoTデバイスにおけるSIMカードの管理を柔軟かつ効率的に行うための技術仕様。主な特徴は以下の通りです。

    1. リモートプロビジョニング:eUICCを搭載したデバイスは、無線ネットワーク経由で遠隔からSIMプロファイル(オペレーターの情報や認証に必要なデータ)のダウンロード、インストール、切り替えが可能です。これにより、物理的にSIMカードを交換することなく、通信事業者を切り替えられます。

    2. マルチオペレーター対応:一枚のeUICCに複数のオペレーターのSIMプロファイルを格納できるため、グローバルなIoTデバイスの展開やローミングに適しています。

    3. セキュリティ:eUICCは、SIMプロファイルを安全に保存し、不正アクセスから保護するためのセキュリティ機能を備えています。

    4. 標準化:GSMAによって標準化されており、異なるベンダー間での相互運用性が確保されています。

    eUICC規格は、コネクテッドカーを含む様々なIoT分野で採用が進んでおり、デバイス管理の効率化とコスト削減に貢献すると期待されています。特に、グローバルに展開されるコネクテッドカーにおいては、現地の通信事業者に柔軟に切り替えられる点が重要なメリットとなります。