(株)Ｓｐｅｅｅ【4499】の掲示板 2021/11/12〜2022/01/05

本日、粛々とほぼ底で2枚買い増しました！

ＭＳプレミアム＝「不動産テック」に熱視線―物色テーマの存在感増す
2021/11/29 16:01

　不動産業界の業務効率化を支援する「不動産テック」が脚光を浴びる。海外では巨額の資金が投じられ、日本でも成長市場として期待が大きい。２６日は全般相場が波乱に見舞われる中で、関連銘柄のＳｐｅｅｅ<4499.T>が大きく上昇する場面があった。年末年始の相場の有力テーマとして存在感を増しそうだ。

＜労働集約型産業もＤＸ機運＞

　不動産業界の大きな課題となってきたのが、ＩＴ化の遅れだ。今でも契約などのやり取りは対面や郵送が主流。物件の引き渡しにも本人の立ち会いが求められるなど、古くから続く商習慣が業務効率化を阻んでいた。

　しかし、ここへきてＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）の波が押し寄せつつある。労働集約型の業界だっただけに業務を効率化する余地は大きく、初期コストを抑えられるＳａａＳ型のＩＴサービスも浸透し始めた。

　日本には１０万社以上の不動産会社が存在するとされ、潜在的な不動産テックの市場は膨大だ。調査会社の矢野経済研究所はその規模が２０２５年度に２０年度比２倍超の１兆２４６１億円まで拡大すると予想している。世界では不動産テックへの投資額が今年だけで９５億ドル（約１兆９００億円）に達したとみられる。

　株式市場でもこの分野の成長期待を映した動きが広がっている。不動産のマッチングプラットフォームを展開するＳｐｅｅｅは、前９月期業績の好調をきっかけに騰勢を強め、１１月の直近安値からの上昇率は２６日までに７割超に達した。今期も連結営業利益は１５億円（前期比３２％増）と高い伸びを見通す。