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(株)ブイキューブ【3681】の掲示板 〜2015/04/15

ブイキューブ間下直晃社長「アジアナンバーワンを目指す」
12/10 21:16
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経営トーク
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 インターネットで映像や資料を共有できるウェブ会議のサービスを提供するブイキューブが10日、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。専用ソフトのダウンロードが不要といった利用しやすさを強みに、企業向けのウェブ会議システムで国内で6年連続シェア首位に立つ。初値は公開価格(3300円)比5割高の5010円となり、その後ストップ高となる6010円まで上昇して引けた。記者会見した間下直晃社長は「(ウェブ会議分野で)アジアナンバーワンを目指す」と抱負を述べた。主なやり取りは以下の通り。


上場後、記者会見するブイキューブの間下直晃社長(10日、東証)
 ――株式公開で調達した資金14億円の使い道は。

 「海外展開を強化したい。私もシンガポール在住で先陣をきって海外に出ている。海外で販路や事業を拡大するため、M&A(合併・買収)やアライアンス(提携)などの費用に充てたい。システムにもしっかりと投資して圧倒的なサービスレベルと競争優位性を保ちたい」

 ――中長期的な成長戦略は。

 「上場を機に国内での認知度を上げ、成長スピードを上げたい。国内でのサービス開発は終わっているので、積極的に海外展開に取り組んでいく。中国、東南アジアの通信環境が良くなってきたのはここ1~2年。急速にインフラが整い、われわれのサービスに対する需要は高まってくる。ウェブ会議システムの分野で現在のアジアシェア第1位は米企業だが、数年でアジア首位を目指したい」

 「クラウドを利用したビジネスは米企業の例では経常利益率が40~50%。5年をメドにそのぐらいの水準を目指したい」

 ――上場後もインテル傘下のインテルキャピタルやグロービスといったベンチャーキャピタル(VC)が大株主となっている。

 「インテルキャピタルはインテルの『WiMAX(ワイマックス)』事業と当社の事業の親和性が高いことから投資してもらっている。ただVCであることは変わりないので、状況をみながら適切な判断をすると思う」

(渡辺絵理)