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サスメド(株)【4263】の掲示板 2024/01/25〜2024/01/28

>>758

ご指摘の可能性はあると思います。

しかし、「類似する既存技術」が、キュアアップ社の治療アプリではなく、不眠症の認知行動療法(CBT)(承認されているものの、保険収載されておらず、自由診療の対象となっているもの)であることを懸念しています。
(私は、「類似する既存技術」として、まっさきに、不眠症のCBTが思い浮かびました)

不眠症のCBT(非アプリ)は、今回のサスメド社の不眠症治療アプリの基礎となっているものです。

サスメド社の不眠症治療アプリが保険収載されるのであれば、その前提として、当該不眠症治療アプリが基づく不眠症のCBT(非アプリ)も保険収載されるのが筋ですが、現状では、不眠症のCBT(非アプリ)は保険収載されていません。
個人的には、これが最大のネックと考えています。

補材専が、類似する既存技術(不眠症のCBT(非アプリ))に対する評価との整合性の観点から、当該既存技術に対する評価を同時に見直す必要があるものと考えて、分科会にボールを投げたものの、分科会が「評価すべき医学的な有用性が十分に示されていない」とし、不眠症のCBT(非アプリ)が保険収載されていないことを見直す必要はない=今回の治療アプリの保険収載も必要ない、とされた可能性を個人的に懸念しています。

また、治験者数が問題になっているかも不明です。
治験者数の観点は、以前に紹介されたブログ(治験のチカラでしたっけ?)でも言及されていたと思いますが、ブログの方はサスメド社をずっと注視していた方ではなかったはずなので、今回の治療アプリに関するサスメド社の論文を見ていないと思います。
サスメド社の論文では、確かに治験者数は多くはないですが、極めて低いp値により顕著な統計学的有意性が確認されているので、治験者数が問題とされているかは疑念があります。

他に、上記ブログの方は、承認が取り消される可能性は低いと指摘されていましたが、法的には取り消される可能性は無いので、この点も不適切と思いました。