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サスメド(株)【4263】の掲示板 2023/02/11〜2023/02/15

サスメド、不眠症治療用アプリで承認取得 

年内提供へ

2023/2/15 日経電子版

サスメドは不眠症治療用アプリを開発する

医療用アプリ開発のサスメドは15日、不眠症を治療する自社のスマートフォンアプリが厚生労働省から製造販売の承認を取得したと発表した。
医師が患者に処方する「治療用アプリ」として国内3例目の承認取得で、2023年内の提供をめざす。

治療用アプリは歩数管理などのヘルスケアアプリと異なり、実用化には臨床試験(治験)で有効性を確認し、規制当局から承認を受ける必要がある。サスメドは22年2月に承認を申請していた。

同社の不眠症治療用アプリは、医療機関で発行されるパスワードを患者が自分のスマホに入力して使う。患者は9週間、アプリを使って日々の睡眠の記録などを入力する。
アプリ内のアルゴリズム(計算手法)が睡眠や起床時間の助言を行う。医師が不眠症患者に対面で行う「認知行動療法」を代替するという。

保険収載された後、23年内にも提供する考えだ。
販売は塩野義製薬が担当し、サスメドは販売額に応じたロイヤルティー収入を得る。
塩野義からはマイルストン収入4億円を得る見通しで、23年6月期の業績予想には織り込み済み。

国内での治療用アプリの承認は、医療用アプリ開発のCureApp(東京・中央)が手がける禁煙向け、高血圧向けアプリに続く3例目。調査会社の富士経済によると、治療用アプリの35年の国内市場は2850億円と、22年の2億円から拡大する見通し。
大手の製薬会社も開発に参入し、アステラス製薬などが国内での実用化を目指している。

サスメド(株)【4263】 サスメド、不眠症治療用アプリで承認取得   年内提供へ  2023/2/15  日経電子版  サスメドは不眠症治療用アプリを開発する  医療用アプリ開発のサスメドは15日、不眠症を治療する自社のスマートフォンアプリが厚生労働省から製造販売の承認を取得したと発表した。 医師が患者に処方する「治療用アプリ」として国内3例目の承認取得で、2023年内の提供をめざす。  治療用アプリは歩数管理などのヘルスケアアプリと異なり、実用化には臨床試験(治験)で有効性を確認し、規制当局から承認を受ける必要がある。サスメドは22年2月に承認を申請していた。  同社の不眠症治療用アプリは、医療機関で発行されるパスワードを患者が自分のスマホに入力して使う。患者は9週間、アプリを使って日々の睡眠の記録などを入力する。 アプリ内のアルゴリズム(計算手法)が睡眠や起床時間の助言を行う。医師が不眠症患者に対面で行う「認知行動療法」を代替するという。  保険収載された後、23年内にも提供する考えだ。 販売は塩野義製薬が担当し、サスメドは販売額に応じたロイヤルティー収入を得る。 塩野義からはマイルストン収入4億円を得る見通しで、23年6月期の業績予想には織り込み済み。  国内での治療用アプリの承認は、医療用アプリ開発のCureApp(東京・中央)が手がける禁煙向け、高血圧向けアプリに続く3例目。調査会社の富士経済によると、治療用アプリの35年の国内市場は2850億円と、22年の2億円から拡大する見通し。 大手の製薬会社も開発に参入し、アステラス製薬などが国内での実用化を目指している。