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(株)イーディーピー【7794】の掲示板 2024/04/13〜

2025.03期の計画は、普通に考えれば『「超」アグレッシブ』

 特に売上の予想が、超大手顧客を失ったにも関わらず2023.03の過去最高の-13%まで回復するというV字型。この売上増のドライバーは子会社SFDが開設するインドの孫会社(2024.06開設予定)と5/10のプレスリリースで説明している。

 SFDの本格活動も2024.06との事なので、まだ、販売実績もない会社を計画に織り込んでしまっている事に危うさを感じる。通常、販売実績を少なくとも1Q~2Qほど積み上げて「売上」や「利益」の上方修正を行うもの。

 計画の利益率は市況の実勢を反映したものになっていると思われる
営業利益率の推移
2023.03   47.28%
2025.03(e)11.6%
2026.03(e)17%
2027.03(e)16.5%

 成長性に関して
<過去の評価>
2023.03期までの成長性は驚異的な高さ
売上高の3年間の平均成長率(単純平均) 57.41% 
営業利益の3年間の平均成長率(単純平均)164.08%

この実績値と営業利益率(2023.03期47.28%)の高さであれば
瞬間風速でPSR20倍の時価総額500億程度に評価される場合があるのは理解できる

 では、中計の成長性の評価は.....
2025.03期の黒字転換以降は売上高の成長率は平均20%で
営業利益の成長は平均45%だが営業利益率は高評価時の半分以下
その場合は「PER」で評価される水準であろう

妥当株価は
 PER評価では2027.03期ベースで30倍程度 EPS29.69円 株価 900円程度
 ダイヤモンドデバイス事業の将来性を加味すれば
 40倍程度の評価は可能かも(1,200円)

リスク要因は
 インドでの販売 この販売が上手く行かなった場合は、下方修正にならざるを得なくなり株価は700円近辺(または、それ以下)に低迷する事になるであろう。6月からの始動なので結果が現れてくるのは2Q以降。1Qの売上は4-5億円で営業利益は数千万円程度であろう。見た目の進捗率の悪化を材料視される可能性も有る。