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(株)イーディーピー【7794】の掲示板 2022/07/20〜2022/07/26

>>1101

現在、結晶成長装置のある第一工場が昼夜年中無休で稼動していると思われる一方、第二工場で夜勤を行っていないのは、前工程の結晶成長が時間を要する点がボトルネックとなって後工程が手待ち状態になっているからでしょうか。

新工場の結晶成長装置は、一度に従来の2倍扱えるものになると、どこかで読みました(今元記事がみつからないのですが確かです)ので、ボトルネックの解消がある程度進み効率は更にアップするものと思われます。すでに高い効率の向上が今後も更に進む、と私がみているのは、この点です。
半導体業界でシリコーンウエーハの径が大きくなるにつれコストが下がっていったのに似ているかもしれません。

一度に大きな投資をせず段階的に投資する利点のひとつに、最新の技術を都度取り入れられる点があります。技術の進歩が進む世界で単に売上の最大化を求めて一度に大規模投資をすると償却が終わるころには陳腐化・効率の低下が起きていたりします。今後追加投資する際には、更に効率を上げた成長装置を導入できればよいですね。

  • >>1107

    tonさんは何者なんでしょうかw

    私も資料を結構見たりIRに問い合わせたりで情報を収集していますが、あまりに詳しすぎますw

    実際に工場まで視察して稼働率まで確認しているって・・・

  • >>1107

    成長装置の開発は当然その具体的な運用上のノウハウの蓄積にもつながるでしょうし、こうした部分も含めて、当面、ここのダイヤモンド種結晶は他社がどんどん参入してきたり、コモディティ化したりすることが難しいんだろうと思います。

    工程の中に「研磨」というところがあって、IRさんと話をしている時に「あ、フジミインコーポレーテッドの研磨剤とか使われるんでしょうか。」とか聞いてみたら「違います!」と一言断言されていました。こういうところにもあれこれノウハウがあるのだと推測されます。

    逆に言えば、安価で、大量に、同品質の製品が作れるような製造方法、製造装置が他社で登場してくれば、一気にシェアを失い、価格も低下するような可能性も考え方としてはあるんだと思いますが、そういう芽は今のところは素人には見えません。

    なお、こうした製造能力の増強による横展開だけでなく、種結晶から原石市場へという方向性も示されていますが、ここは原石をつくることは技術的には可能でも、まずは足下の需要に応える製造能力増強を優先させ、中期的に原石市場の縦方向へ展開することがよいと判断するのであれば、今の主力製品に留まらず、また新しい展開の可能性が見えてくるかと思います。ただ、これは半導体デバイス等への応用などより道筋が見えている分、実行するとなればそんなに時間はかからないのかもしれません。