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CYBERDYNE(株)【7779】の掲示板 2018/07/27〜2018/08/06

ダインは、万年赤字の『負のループ』に落ちてますね。
なかなか売れないから、HALの販売・レンタル価格は下げられない。
価格が下げられないから、中々HALが売れない。
やはり、顧客層が偏っているのが経営上の難しさだと思いますよ。

だからと言って、『HALを高齢者向けに販売やレンタルしたらどう?』という
コメント見かけますが、高齢者が毎日面倒くさいHALの脱着・・・、せいぜい3日坊主ですよ

それに、HALを一般家庭に販売したら大変なことになるわね。
階段や段差で転倒したら、若い人なら「ああ痛かった」で済むけど、
高齢者なら骨折して生涯寝たきりもあり得る。そうなったら、損害賠償問題になるよ。
筋電センサー・関節モーター調節は微妙で、責任の所在が曖昧になります。
だから転倒して骨折したら、『すべて自己責任です』とはいきません。
高齢者に売れば売るほど、訴訟リスクは指数関数的に高まるよ。

つまり高齢者は、
①『最もHALを必要としている世代だが、最もHALを売ってはいけない(訴訟リスク)世代だ!!』
②高齢者が、毎日HALの脱着・・・、せいぜい3日坊主ですよ
と私は考えています。



だからと言って、『介護士や介護家族はどう?』という意見もありますが、
やはり「脱着」と「HALの必要時間」がネックですね。

介護でHALが必要になる重労働(トイレ・お風呂・他)は、コマ切れです。
その他の介護時は、HALはむしろ邪魔になります。
コマ切れの介護に高額なHALを使うのは、非経済的ですよ。


以上を要約すると、
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●HALの価格が下げられない(補助金頼み)。

●高齢者には、訴訟リスクで売ることができない。

●介護の現場でHALが必要になるトータル時間が、少なすぎる。
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