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(株)ジャパンディスプレイ【6740】の掲示板 2024/02/07〜2024/02/15

ディスプレの4〜12月期、最終赤字379億円に拡大

業績ニュース

2024年2月9日 18:10





決算発表するジャパンディスプレイの坂口陽彦執行役員㊨(9日、東京都中央区)

ジャパンディスプレイが9日発表した2023年4〜12月期の連結決算は、最終損益が379億円の赤字(前年同期は173億円の赤字)だった。エネルギー価格の上昇や資材高で採算が悪化した。不採算のスマートフォン向けや車載向けの液晶ディスプレーから撤退を進める中、液晶の関連資産で109億円の減損損失を計上したことも響いた。

売上高は前年同期比13%減の1803億円。非中核と位置づけ、不採算製品の撤退を進める液晶スマホ向けの売り上げは58%減だった。中核事業は車載向けが1%減、ウエアラブル端末など非モバイル向けが18%増だった。車載向けは利益率の低い汎用品の撤退を進めている。営業損益は276億円の赤字(前年同期は223億円の赤字)だった。

24年3月期通期の業績見通しは据え置いた。最終損益は440億円の赤字(前期は258億円の赤字)と、10期連続の赤字を予想する。23年12月末時点の自己資本比率は40.3%と、23年3月末(55.8%)から低下した。

同日会見した坂口陽彦執行役員は「(製品群の中で)有機ELの割合を戦略的に伸ばしていく」と述べた。黒字化の時期については「事業計画を精査しており、5月予定の24年3月期決算発表時に改めて示す」とした。

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