(株)ジャパンディスプレイ【6740】の掲示板 2018/10/31〜2018/11/08

>>52

為替差益の考え方は製品販売においてはその通りだけど、液晶の場合は原材料のほとんどが輸入品なので円安はモロに打撃になります。これは商社経由が多く、為替差損という形ではなく「原材料費」のアップ、即ち原価を直撃します。しかも去年からあらゆる工業材料の世界相場自体が高騰してるのでダブルで効きます。
さらに円安は液晶で莫大に費やされる電気代にまでかかってきます。
相殺まではいかないにしても、製品の為替差益はかなり円安による原価アップに食われるということもお忘れなく。

>>52

為替感応度
読み方： かわせかんのうど

為替感応度は、外国為替の変動に対して、企業の売上高や利益がどの程度影響を受けるかを示すものをいいます。これは、米ドルやユーロなどの対円レートについて、為替が１円動いた場合の年間の影響額（目安）を示すものとなっています。また、為替感応度に対して、想定為替レートは、企業の業績見通しを決める際に前提とするものになっています。例えば、自動車や電機、機械などの輸出企業では、ドル/円やユーロ/円の売上高や営業損益についての為替感応度を開示することが多いです。