ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)中村超硬【6166】の掲示板 2019/11/07

1529

hik***** 強く買いたい 2019年11月7日 23:54

社長さん東北大学とも仲が良いんだよな。

↓2013年の東北大学 金属材料研究所 附属研究施設関西センターの記事

株式会社中村超硬(井上誠社長)と中平らは、数年来、 堺市や大阪府の助成や国助成などを活用し、産学連携事業として の広範な研究開発を進め、ダイヤモンド砥粒固定ソーワイヤの開発 とそれを用いた硬質材料のスライス加工に関する開発の事業化に成功しました。
シリコンウエハ製造において、従来の主流の技術は遊離砥粒方 式ですが、切削速度や効率の低さ、廃棄物や排水の大量発生など 環境負荷が大きいという問題があり、新しいスライス技術の開発が 望まれています。
(中略)

その実現にはダイヤモンド砥粒の新規固定材料 として有用な低融点ろう材の開発が求められます。さらに、実用化 には低融点ろう材を用いたソーワイヤの製造とその信頼性の向上 が必要です。

そのため株式会社中村超硬(井上誠社長)と中平らは 産学連携事業を有機的に進めることで、新規の低融点ろう材の開 発、ダイヤモンドをワイヤ上に固定する技術開発、さらに電着等の マルチプロセス等の技術開発を進めました。

これらの新規の要素技 術開発によって、数kmの長尺タイプのソーワイヤ製造を可能とする 技術開発に成功しました。これにより低コストかつ高効率にシリコン をマルチスライス加工できる高性能ダイヤモンドソーワイヤの開発 に成功し、現在、ソーワイヤの製造販売を進めています。

また、中村超硬ではシリコンのスライス事業の事業展開を進めてい ます。本技術は、同様の技術を用いることにより、LED用サファイア 単結晶などの硬質材料のスライスにも応用展開可能な有望な技術 です。

また、シリコンスライス用ダイヤモンドソーワイヤの開発に関する産 学連携事業の成果の一部は、「ダイヤモンド砥粒固定ソーワイヤの 開発とそれを用いた硬質材料のスライス加工に関する開発研究」と いうテーマにて (社)粉体粉末冶金協会平成24年度技術進歩賞(沖 村厚志(中村超硬)、萩原康仁(中村超硬) 、中西 崇(中村超硬) 、 中平 敦(大府大・東北大学金研関西センター)を受賞しました。さら に、井上 誠社長(株式会社中村超硬)は、第4回ものづくり日本大賞 の製造・生産プロセス部門で経済産業大臣賞を受賞されました。

応用生体材料分野 中平 敦 教授