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(株)イボキン【5699】の掲示板 〜2018/08/07

アナレポより抜粋。


◆ 解体事業を手掛けていることが特徴
同社の特色は親和性のある解体事業と環境事業、金属事業をワンストップで手掛けていることである。またこれらの事業間で廃棄物を運送する必要があるが、自社で専用の車両を保有しており競争優位性に貢献している。

これらの事業をワンストップで行っているため、コスト面の優位性を確保でき、顧客に対してリーズナブルな価格を提示できる。さらに排出された廃棄物が実際にどのように処分されたかなどのアカウンタビリティーも確保され、同社の信用力を高めている。

また同社は関西地区を地盤としているが、エンビプロ・ホールディングス(5698東証一部)など全国7 社の有力な産業廃棄物処理業者が締結する包括業務提携に参加している。提携の目的は共同仕入れや共同販売など相互の経営資源を活用するすることとしているが、エリア外で受注した廃棄物の処理を相互に受委託できることが同社にとって直接的なメリットと考えられる。

◆ 廃棄物処理への新規参入は限定的
環境省が11 年度に行った推計によれば、わが国の産業廃棄物処理業界の市場規模は約5.3 兆円とされ、うち同社が地盤とする近畿地方は約9,000 億円と極めて大きなマーケットが存在する。