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オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2019/04/02

多分昨日 悲観して売られた方の多くは、P1aにて部分奏功が認められたのが、高容量3例ではなく、低中高3容量から各1例だったから それはテロメライシンの効果ではない との判断が多かったのではないかと思う。

しかしながら キートルーダ単剤においても 腫瘍溶解性ウイルス併用においても 大きく相関があるのは 患者さんの「PD-L1発現の割合」にあるので その判断は正しくはないと思う。
多分 今回PRの確認された3名の患者さんは とてもPD-L1発現が高かった患者さんだと思う。

OBP-301においては CTL活性によってキートルーダの効果を高めることは確実だと思うが、まだ単剤でステージ4に立ち向かえるほどの能力も作用機序は有していないと思う。
これはテロメライシンだけではなく、T-VECにおいてもです。(GM-CFSは それほど効果がないらしい)

ですから 今回 AACRで発表するであろう OBP-702、OBP-502の報告が大事だと言っているわけです。 更に テロメライシンは放射線との相性が他の腫瘍溶解性ウイルスと比して格段に高いのも明らかです。(テロメライシンに感染したがん細胞が発する E1B-55kD タンパク質は 放射線照射による ATM のリン酸化を抑制により、がん細胞のDNA修復機構を阻害します)

ライセンス契約は テロメライシンの総合ポテンシャルへの評価に対してのものであり、中途発表された P1aに対するものでは決してないと思うので あまり神経質になる必要はないと思いますよ。 それこそ売り機関の思う壺です。

あとは あなたがテロメライシンのポテンシャルを信じ切れるかどうかだと思います。
長文失礼!