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(株)LAホールディングス【2986】の掲示板 2023/11/10〜2024/01/22

日経新聞の記事は良かったですね。今日は少なからず株価に好影響を与えたと思います。願わくば半年前に出した欲しかった記事です。もう当社は新しい会計年度に突入しているのですから。

それはそれとして、僕個人としては前期(2022年12月期)決算前後のリリースに違和感を覚えているので、この度の記事にもろ手を挙げて喜んではいません。

●2022年12月15日---配当予想の修正に関するお知らせ
「…足元の好調な業績等を踏まえ、2022 年12 月期の期末配当予想を前回予想(2022 年8月10 日発表)の1株当たり175 円から24 円増配し199 円とする予定です。」

●2023年1月5日---簡易株式交換による株式会社ファンスタイルHDの完全子会社化完了のお知らせ
「…2022 年12月30日を効力発生日として簡易株式交換による株式会社ファンスタイルHDの完全子会社化が完了しました…」

●2023 年1月19 日---業績予想の修正に関するお知らせ
「…親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益(負ののれん発生益)が見込まれることから、前回予想より20%を超えて上回る見込みとなりました。」

つまり、ファンスタイルの子会社化がなかりせば、売上も各段階利益も下方修正だったということです。なのに、確定前に配当予想の修正だけを先に公表し株主に期待を持たせ、実は本業は未達。しかも決算説明資料(プレゼン資料)には予算比についての記載が見当たりません。穿った見方をすると、不都合なことには触れず、成長性のみを誇張しているように見えます。

その場合、会社が公表する予算や計画への信頼度が低下するのではないかと懸念している次第です。この点、古参の方はどう思っているのでしょうか。もちろん過去の成長実績に異を唱えるつもりはありません。

なお、既に議論が交わされたテーマであればご容赦願います。

  • >>561

    「負ののれん発生益」は売上→経常利益には含まれないです。
    含まれるのは当期純利益です。

  • >>561

    ●2023年1月5日IR
    「…2022 年12月30日を効力発生日として・・・」
      つまり、22年12月期において実質BSの連結のみ行い、資産・負債は時価評価
      するから特別利益(負ののれん発生益)が発生したということで、
      ファンスタイルHDの売上・利益の業績寄与は23年12月期からです。

    ●2023 年1月19 日IR
      2.修正の理由に以下、記載あります
      〇〇〇
      新築不動産販売部門における高付加価値戦略が奏功し、各プロジェクトの
      利益が想定よりも大幅に増加した
      ことに伴い、2022 年 7 月 28 日に公表いたしました通期連結業績予想の
      各段階利益は達成する見込みとなりました。そのため、当社グループは、
      新築不動産販売部門の一部プロジェクトに関してより高い利益を目指すなど、
      販売方針の一部見直しなどを行いました。この結果、売上高は前回予想を
      下回る見込みとなりました。
      また、営業利益及び経常利益は前回予想を僅かながら下回る見込みとなり
      ましたが、その要因は、2022 年12月 30 日付で簡易株式交換にて取得
      いたしました株式会社ファンスタイルHDの取得関連費用の計上による
      ものです。他方、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益(負の
      のれん発生益)が見込まれることから、前回予想より20%を超えて上回る
      見込みとなりました。
      〇〇〇

      会社側の主張を代弁すれば、22年7月公表の各段階利益は達成する見込み
      はあるが、市場動向からすると高く売れそうなので販売を控えた。
      また、ファンスタイルHDの取得関連費用の計上もあるので結果、売上~
      経常利益までは22年7月公表の業績比、未達となり、負ののれん発生益に
      より純利益は上回ったということでしょう。
      この主張をどう受け止めるかは個々の判断でしょうが、その後の日経記事
      「東京23区 平均価格も「億ション」値上がり期待が需要押し上げ」
      ・・・・・2023年9月19日付けからすると間違ってなかったし、私自身
      は会社公表の予算・計画の信頼度は低下してませんね