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グローバルAIファンド【79311169】の掲示板 2021/06/25〜2022/05/20

>>978

投資信託を取り扱う業者(証券会社、銀行、信託銀行等の金融機関)にとって株式投資と投資信託との大きな違いは、株式は顧客の売買指示によって顧客から手数料を得るのがメインとなりますが、投資信託の場合は販売会社として毎期に信託報酬とゆう形で純資産残高から一定割合で信託報酬を得て収入としています。
その割合はアクティブ型の投資信託なら0.5〜1.0%、インデックス連動型でも0.1〜0.3%程度であり、販売会社以外にも投資資金の運用指示をする委託会社や、その指示を受けて運用する受託会社(信託銀行等)が信託報酬をうけています。

ですので証券会社(販売会社)から見た場合、株式投資は顧客が買入れて長期に渡り保持した場合、当初の購入時手数料しか得るものが無く、長期に保持されるとなんの収入も得られません。 株式は顧客側で頻繁に売買してもらう事で手数料収入が膨らんでいくことになります。

片や投資信託の場合は毎期ごとに信託報酬とゆう収入が見込めるわけで、大型投信となるとその手数料も馬鹿には出来ません。
例えば、証券会社の一支店で当グローバルAI投資信託(販売会社の信託報酬 0.8%)を販売して、その純資産総額が10億円ほどあったとした場合、毎年800万円の利益収入が見込めます。(信託報酬は純資産総額で増減します)
かかる費用といえば年に数回ほど顧客へ運用報告書を送付するのみであり、販売会社にとって利益率の非常に高いものとなっています。

で、顧客が投資信託を保持している限り毎期に収入が見込めるので、販売会社側から顧客に売却をお薦めするなんてもんは、先ずは無いものと思っていただければ結構かと思います。
逆に顧客から売却したいとゆう相談に、わかりましたと相槌を打って快く応ずるなんて事はまずあり得ないのが投資信託販売の基本なのです。
ぶっちゃけ、如何に顧客の売却意向を押し留めるかが担当者の腕の見せどころとなります。

この辺を理解していないと、大きく損失を被っているものでも売却を押し止められがちなので、投資信託業界の事情を十分にわきまえておかないと手玉にとられてしまいがちとなりますから、注意が必要です。