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【CAD】新規雇用者数の掲示板

◆ダウ平均:35360.73 -39.11 -0.11%
◆S&P500:4522.68 -6.11 -0.13%
◆NASDAQ:15259.24 -6.66 -0.04%

 31日のNY株式相場は小幅反落。月末の取引となったこの日は主要3指数がそろって狭いレンジでもみ合った。前日まで5日連続で史上最高値を更新したS&P500は0.13%安と3日ぶりに小幅に反落したが、8月月間では2.90%高と7カ月続伸した。ダウ平均は39.11ドル安(-0.11%)と小幅に続落したが、月間では1.22%高と2カ月続伸した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.04%安とほぼ横ばいで終了し、月間では3カ月続伸した。年初来ではS&P500が20.41%高、ナスダック総合が18.40%高、ダウ平均が15.53%高となった。

 S&P500の11セクターは不動産、一般消費財、コミュニケーション、生活必需品の4セクターが上昇し、エネルギー、IT、素材、資本財など7セクターが下落。ダウ平均採用銘柄は、ウォルグリーンが4%超上昇し、アメリカン・エキスプレスも1%超上昇した一方、ナイキが2%近く下落し、ダウ・インク、シェブロンが1%超下落。ビザ、アップル、マイクロソフトも1%未満の下落となった。

 週末に今週最大の注目の米8月雇用統計の発表を控えるほか、翌日以降に8月ADP民間部門雇用者数や8月ISM製造業・非製造業PMIの発表もあり、重要指標の発表を控え様子見姿勢が強まった。寄り後に発表された8月シカゴ地区購買部協会景気指数(PMI)は66.8と予想の68.0や前月の73.4を下回り、8月消費者信頼感指数も113.8と予想の124.0や前月改定値の125.1を下回る弱い結果高となった。ただ、UBSが年末のS&P500の水準を4600ポイントと予想し、2020年末には5000ポイントまでの上昇を見込むなど、経済活動再開や景気回復を背景にした先高観が相場の支えとなった。