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【CAD】新規雇用者数の掲示板

◆ダウ平均:33503.57 +57.31 +0.17%
◆S&P500:4097.17 +17.22 +0.42%
◆NASDAQ:13829.31 +140.47 +1.03%

 8日のNY株式相場は堅調。米長期金利が低下する中、主力ハイテク株が続伸し、相場をけん引した。S&P500は0.42%高の4097.17ポイントと続伸し、前日に続いて史上最高値を更新。一時、4098.19ポイントまで上昇し4100ポイントの大台に迫った。一時、103ドル安まで下落したダウ平均も57.31ドル高(+0.17%)と2日続伸して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は1.03%高と3日ぶりに反発。

 アップル、テスラ、ネットフリックス、マイクロソフト、エヌビディア、インテルが1%超上昇し、アルファベット、アマゾンも0.6%超上昇した。寄り前に発表された前週分の新規失業保険申請件数は74.4万件と市場予想の68.0万件を上回る弱い結果となったが、経済活動再開による景気回復期待が続いた。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比0.21ポイント低下し、昨年2月20日以来の低水準となる16.95ポイントに低下した。

 先週1.77%まで上昇した米10年債利回りは1.62%と前日比0.03%低下。新規失業保険申請件数が予想より弱い結果となったことや、IMF・世界銀行春季会合セミナーでパウエルFRB議長が景気回復期待は不十分だとし、超緩和的金融政策の継続をあらためて示したことも長期金利の低下につながった。S&P500の11セクターはITの1.42%高を筆頭に、一般消費財、資本財など6セクターが上昇した一方、エネルギーの-1.36%安を筆頭に不動産、公益など5セクターが下落した。