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究極の株式投資(究株)
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究極の株式投資(究株)の掲示板

獅子真眼さん
 いろいろと返信、ありがとう。
別に忙しいとは言わないが、昼間はキーボードをさわる余裕がなく、書き込みは夜になってしまう。
まず、株価の動きの件は、まさにあなたの言うとおり。今や金融工学?などの数学を駆使した取引なしではプロの世界は生きていけないようだと感じる。一つの学問として確立されてきたようだ。しかし、これらは、あくまでも顧客の資産を投資したときに大きなリスクを回避するためのヘッジのためのもので、本来の投資という考え方からは少しずれていると思う。投資というのは数学ではなく企業の将来の夢や経営者の想いにいかに資産を投げ込むか?であってリスクヘッジとは別に考える必要がある。だから株の売買もデイトレードやスイングトレードなどは投資ではなくギャンブルだと感じている。ギャンブルに生産的なものは何もなく、あるのは金銭の取り合いのみ、本来の資本主義からあきらかにずれている。(これは、あなたの言葉だったと記憶している)。本来の投資は、自分は仕事で世の中の役に立ちその結果として稼いだ金を有望な企業家に投資する、株で言えば将来有望な株を買うことで、数年単位で売買してそれなりに儲けている人もたくさんいる。ただ、趣味としてギャンブルが悪いとは思わないのでデイでもスイングでも楽しくやればいい。
それから、毎日、ギャンブルに大きな時間を費やしながら、政治が悪い、世の中が悪い、では説得力がない。まずは、思いっきり働いて、その中で政治批判をすることが大切なことだと思う。あなたの政治、経済に対する見識も奥深いものがあると感じているが、ギャンブルをやりながらの真剣な政治論議など誰も見向きもしないと思う。真剣になればなるほど政治家や官僚にたいして失礼だと感じる。
また、いつの世も年寄りが自分たちの立場を守るのは同じことで今に始まったことではない。もちろん仕組み、制度も一つの要因だが根本は若い世代が徹夜をしてでも日本の将来のため(自分たちのため)に働くかどうかだと思う。世代の多くが、残業もせず政治デモへ、休日はポケモンGOでは、将来は潰れるしかない。中国はそれこそ全員が命がけで働き、アメリカでも若い企業家は夜も寝ずに、働いている。
こんな話なら、いくらでもさせてもらうが、迷惑なら無視していただいて結構。
また、趣味(笑)の株の話も参加させていただければありがたい。

  • >>1796

    耳順従心さん

    株式投資は一種のギャンブルということに関しては異論ありません。特に、証券会社を通した株の売買は、短期、長期問わず、そうです。胴元が手数料や信用取引の金利を取って必ず儲かる仕組みになってます。長期投資は配当金の部分と、会社の成長性を見抜いている場合はその分は偶然性ではないので幾分ましですが、それでもギャンブルには違いありません。ここからは個人的な意見なのですが、将来有望な銘柄を証券会社経由で普通に買うのは、キャピタルゲインと配当を期待しているだけであって、その会社に真に投資したわけではないと思っています。増資を引き受けたり、出資するのが、本当の意味での投資ではないでしょうか。もちろん、一般の投資家にそのような機会が広く開かれているわけではないことは重々承知しております。

    獅子真眼が自身のスイングトレードや株式売買にどれくらい時間を費やしているかというと、0〜1時間、1日平均30分以内でしょうか。その他に、ニュースや統計等のチェックに1時間、それに週末の投資関連情報の確認、業界状況の把握のための会合参加、スイング方針の立案なども含めると、トータルで月に60時間、そんなところです。

    本業の方は、1日10〜15時間(休憩時間も含む)、週末は基本休むようにしていますが、忙しい時期は土日祝なしです。労働時間が多いのは何の自慢にもならないと思っているので、豊かな時間を過ごすために、自分でなくてもできるような業務は、人を雇って済ませるようにはしています。残念ながら、日本は先進国の中でも、時間当たり労働生産性も国民1人あたりの労働生産も低い状況になっています。たしか、OECD加盟34か国中21位。

    労働は美徳という日本人の価値観や、何事にも一生懸命取り組むのは大切という点には異論はありませんが、日本経済や産業構造全体の非効率性の問題で、勤勉さが報われていないような気がしてなりません。一般的な企業で働いたことはありませんが、周りの話を聞いている限りでは、無駄な会議、不必要な業務、形式だけの書類作成や根回しで疲弊している中間管理職などが多いように思えます。そういう時間を削減して、残業などせず早く家に帰って家族とゆっくり過ごしたり、読書や勉強をした方が、充実した人生が送れると思うのですが、出世や競争もあるでしょうから、なかなか難しいのでしょうね。