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究極の株式投資(究株)
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究極の株式投資(究株)の掲示板

>>1796

耳順従心さん

株式投資は一種のギャンブルということに関しては異論ありません。特に、証券会社を通した株の売買は、短期、長期問わず、そうです。胴元が手数料や信用取引の金利を取って必ず儲かる仕組みになってます。長期投資は配当金の部分と、会社の成長性を見抜いている場合はその分は偶然性ではないので幾分ましですが、それでもギャンブルには違いありません。ここからは個人的な意見なのですが、将来有望な銘柄を証券会社経由で普通に買うのは、キャピタルゲインと配当を期待しているだけであって、その会社に真に投資したわけではないと思っています。増資を引き受けたり、出資するのが、本当の意味での投資ではないでしょうか。もちろん、一般の投資家にそのような機会が広く開かれているわけではないことは重々承知しております。

獅子真眼が自身のスイングトレードや株式売買にどれくらい時間を費やしているかというと、0〜1時間、1日平均30分以内でしょうか。その他に、ニュースや統計等のチェックに1時間、それに週末の投資関連情報の確認、業界状況の把握のための会合参加、スイング方針の立案なども含めると、トータルで月に60時間、そんなところです。

本業の方は、1日10〜15時間(休憩時間も含む)、週末は基本休むようにしていますが、忙しい時期は土日祝なしです。労働時間が多いのは何の自慢にもならないと思っているので、豊かな時間を過ごすために、自分でなくてもできるような業務は、人を雇って済ませるようにはしています。残念ながら、日本は先進国の中でも、時間当たり労働生産性も国民1人あたりの労働生産も低い状況になっています。たしか、OECD加盟34か国中21位。

労働は美徳という日本人の価値観や、何事にも一生懸命取り組むのは大切という点には異論はありませんが、日本経済や産業構造全体の非効率性の問題で、勤勉さが報われていないような気がしてなりません。一般的な企業で働いたことはありませんが、周りの話を聞いている限りでは、無駄な会議、不必要な業務、形式だけの書類作成や根回しで疲弊している中間管理職などが多いように思えます。そういう時間を削減して、残業などせず早く家に帰って家族とゆっくり過ごしたり、読書や勉強をした方が、充実した人生が送れると思うのですが、出世や競争もあるでしょうから、なかなか難しいのでしょうね。