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>>16953

「統計的に有意な差は必ずしも患者にとって臨床的に意味があるとは限らない。」

臨床で携わっている者としては、
「他の身体の部分は変化が少ないが脚の曲げ伸ばしが出来る様になり1人で立てたり歩けるようになった。」
など、全体的(全身)な点数に対しては有意差が無くとも、四肢の1箇所において実際の生活様式が一変するだけの変化があった方も重視すべきだと思っています。逆に全身で少しずつ変化があり統計的に有意差があったとしても、生活面で介助量など含め何も変化がなければ臨床上あまり意味が無いとも考えています(ただし、全体的に点数が上がれば身体が動かしやすくなりパフォーマンスが上がる事の方が多いのは確かですが)。

つまり、臨床的にも全体の点数で評価するだけでなく、今回のようにもっと特定の部分での変化を点数化し比較する事も非常に大切だと思っています。
 
よって臨床的に有意義な変化をもたらした患者を分類するために使用されるMCIDの考え方が慢性期脳梗塞だけでなく慢性期外傷性脳損傷にも当てはまるということになると、この考え方が今後慢性期中枢性疾患の中心となってくるかもしれませんね。

この捉え方はこれまで慢性期脳梗塞の治験結果が悪く、サンバイオ が苦し紛れに出した考え方のように世間から捉えられてきましたが、今回の論文にてサンバイオ の主張が正しかったことが認められる日が来るのではないでしょうか。

会社がシークレットを貫く中で、今回この貴重なご投稿のお陰で一つずつ着実に駒を進めてくれていることが分かり嬉しく思っています^ ^

それにしても解決すべき課題はあとどれだけあるのでしょうかね?

まぁ、株主の私達は信じて待つのみですが、会社側から最低限度の情報提供ぐらいは欲しいものですね。